最近のFXではストラテジーを使ったシステムトレード(シストレ)などが人気ですが、私がFXをしていた時に、一番長い期間使っていたのがヒロセ通商のLIONFXでした。
LIONFXは、1000通貨取引をかなり初期から導入し、スプレッドの縮小などを積極的に行ってきた会社です。
ヒロセ食堂と呼ばれるような特徴あるキャンペーンを続けていて、FX口座のなかでは人気の口座の一つだと思います。
以前は未決済のポジションのスワップを振り替え、出金出来れば神口座とまで言われた口座ですが、いよいよポジションを決済せずにスワップだけ出金することが出来るようになりました。
スワップポイントが出金できるメリット
お宝ポジションをそのままにインカムゲインを手に入れる
先のリーマンショックや、東日本大震災時の円高の際、1米ドル70円台といったお宝ポジションをお持ちの方も、中にはいらっしゃることでしょう。
アメリカの金利の上がったいま、金のなる木となりスワップをため続けてくれていると思います。
今まではポジションを決済しなければスワップが実現することはなかったのですが、今回のシステムのバージョンアップによってスワップだけを引き出すことが可能になりました。
ポジションを決済しないので、そのままスワップポイントが継続して貯めることが可能です。
FXで新しい投資戦略が可能
FXの欠点の一つとして、スワップが出金できないため、株の配当金と違いインカムゲインにしにくいという点がありました。
スワップポイントの出金が出来るようになったことで、半年に一度、年に一度といった頻度で引き出していけばインカムゲインにも出来ますね。
また、何と言ってもFXの良さは資金効率の良さです。
為替相場が変動さえしなければ、レバレッジを掛けて高利回りで運用することが可能です。
スワップポイントを出金するデメリット
確定申告の対象
スワップを出金すると利益と見なされ確定申告の対象となります。
店頭FXであっても課税は20%となりましたが、実際20%は大きいです。
実は以前は今の仮想通貨同様に累進課税だったのですが、元民主党(現国民民主党)議員今井雅人氏によって行われた数少ない当時のGJ案件です。
「20%申告分離課税とした上で、両者の通算及び損失額の3年間の繰越控除を可能とします。」マット今井さんGood Job !! http://bit.ly/ik6Dhm #usd #kawase #FX #fxch
— Y.Tamura (@najirane) 2010年12月16日
為替相場急変時には追加入金が必要になる
出金していないスワップは口座で蓄積されて、事実上保有ポジションの取得価格を押し下げる役割があります。
ですが、そのスワップを引き出すということは、急な相場の急変時にはポジションを維持する為に追加入金を必要とするケースがあります。
時に週末に事変が起きた時には、入金が間に合わずロスカットという可能性も否定できませんから、資金管理だけは慎重に行う必要があります。
FXでスワップだけ出金できる会社は徐々に増えている
ちなみに私が知っていて、実際にスワップの振替を経験したことのある会社はこちらの2社です。
- 外為どっとコム
- 外為ジャパン
特に外為どっとコムはFX最盛期のころからスワップの振替サービスを提供していました。
最近では、スワップだけを振替できる会社は増えているようですが、中にはスワップが日々現金残高に反映される会社などもあり、そういった会社では知らない間に確定申告が必要になるケースがありますので注意が必要です。
まとめ
FXを卒業して久しいですが、やはりFXの資金効率の良さなどを勘案すると、自分の中のどこかで「いずれは投資の一部としてFXを利用したい」という気持ちがあったのだと思います。
今回LIONFXでスワップが振り替えられるようになったことを機に、将来的に投資の一部として取り入れてみようと思います。
▽再び投資資金を捻出するためにトラップトレードを始めようかと考えています。その危険性と利益について考察しています。
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