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端株の伊藤忠商事を売却、三菱商事への銘柄変えは失敗だったかも

伊藤忠商事から三菱商事へ 端株投資奮闘記
端株投資奮闘記
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ゴールデンウィーク直前、そして平成最後の取引となる4月26日に、2016年頃にNISA枠で購入していた伊藤忠商事を売却し、三菱商事に乗り変えました。

売買 銘柄 株数 株価
売り 伊藤忠商事 30 2,000
買い 三菱商事 16 3,030

※この後4株追加で買いました

元々、以前保有していた寺岡製作所もそうだったのですが、他にも伊藤忠商事が筆頭株主となっているセンチュリー21を保有していまして、以前から気になってた累進配当を宣言している三菱商事への銘柄を変更した感じになりました。

でも、もう少し検討してからにすればよかったと後悔してます。

銘柄を変えて失敗したと思っているところ

配当利回りが落ちた

下の表を見ていただけるわかると思うのですけど、伊藤忠商事の配当利回りの方が高いです。

銘柄 三菱商事 伊藤忠商事
株価 3,016 2,002
配当利回り 3.59% 4.15%

さらに今回の三菱商事は、SBIネオモバイル証券を使って特定口座で購入していることから、3.59%の配当利回りに約20%の課税が行われるので、2.9%へパフォーマンスが下がります。

伊藤忠商事は2016年頃に買った銘柄ですので、NISAでロールオーバーし、非課税期間を10年きっちり使えば、株価が40%下落しても、非課税制度のメリットを十分受けることが出来たのです。

伊藤忠商事の配当性向の方が低い

こちらの「将来のインカムゲインに端株投資で買いたい配当銘柄」でも書いていますが、伊藤忠は今後、配当性向を現在の25.9%から30%を目指して引き上げを予定されています。

一方で三菱商事は、現在の30%から35%への引き上げを目指すとしています。

上の表で比較した時に、配当利回りの高い伊藤忠商事が配当性向が低いのですね。

ということは将来的な事を考えると、伊藤忠商事が35%に引き上げることがあればさらに配当利回りが上昇するという可能性もあるわけです。

伊藤忠も2020年までは累進配当を宣言している

今回乗り換えた一つの理由には、三菱商事が累進配当を宣言しているという点も大きかったのですが、実は伊藤忠商事も2019年3月期の決算短信のなかで、2020年度も累進配当という言葉を使って明記されており、来期も現状維持から増配が予定されています。

お宝の端株を手放してよかったと思いこみたいこと

やらかしてしまったことは仕方がないことですので、「まあいいか」と思えるようなことも考えてみたいと思います。

非課税で利益確定

買い換えた理由の一つには利益の確定というものがありました。

三菱商事2株分くらいは利益が乗っていたので、それをNISAの非課税枠を使って利益確定出来たので、まあ良しとしましょう・・・

累進配当の期限を設けてない

伊藤忠商事は現状2020年までは累進配当を宣言しています。

三菱商事は中期経営戦略2021の6ページで「財務規律を維持することを前提とし、配当は、現在の「累進配当」を継続し、・・・」という明記で、期間については触れてません。

さすがにこの規模の会社が来期の予測を立てずに計画しているとも思えませんし、少なくとも伊藤忠商事と同じく2020年までは累進配当が期待できるのではないかと思います。

まとめ

伊藤忠商事の株は1600円台くらいで買ったものなので、実は配当利回りは現状よりもっと高かったのです。

利食い千人力と言いますが、やはり後悔が残りますので、今回の反省を今後に活かしたいと思います。

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▽残念ながら思慮が足らずに売却してしまったのですが、多分この時までに、下の記事にある「NISAの残り期間と特定口座に移管した際の課税に対する答え」が自分で導けていれば、売却することはなかったとおもいます。

2019年からのNISA口座で株式の配当金を受け取るには銘柄選びも慎重に
2019年以降配当金が非課税になる目的でNISA口座で株を買うには、利回りとNISAの残年数を掛けたものが、株価の下落率を上回る必要があります。

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2008年ごろからFXで資産運用を開始、2015年のロスカットを機にして投資手段を見直して端株投資に行きつく。
すでに失敗することのできない年齢であることから、株式やインデックスを使って着実に資産運用を行う。
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