うちは夫婦に子供3人の5人家族です。
長男のことは以前記事にしたことがありますが下の子の事はまだかいてませんから、いずれは書きたいと思っています。
教育に関する考え方は根本的に私は間違ってるのかもしれませんが、少し我が家の事を一例として書いてみたいと思います。
夫婦共働きという選択
私は結婚した当時子供の小さいうちに家を建てたいし、教育費のお金も貯めたいということから共働きを希望していました。
妻も自宅にこもって家事だけではなく外に出たいと言っていましたから、これに関しては夫婦の意見が一致したという事になります。
ただし子供が1歳までは育児をしたいという妻の希望もあり最初の子は1歳まで育児をしていました。
共働きという価値観にズレが生じ始める
子供も大きくなり保育園に上がる頃になると、支出面で保育料という大きな壁が立ちはだかります。
妻は必然的に家計の穴埋めのため知り合いのツテでパートにでるようになりましたが、基本的に扶養の範囲内で働く妻のパート代はほぼすべて保育料に消えました。
私は子供が小学校から帰る時間には母親が「おかえり」と言える働き方をして欲しいと伝えていたのですが、パートにもかかわらず徐々に残業が増えだした頃、妻との間でズレが生じ始めました。
私が7時ごろに帰宅しても保育園や買い物から帰ってない、当然夕食の支度もできていない。
子供もお腹をすかせてますし、洗濯物は干しっぱなしで家の中もくちゃくちゃです。
大変なのはわかりますが、私が望む家族のあり方とはかけ離れていきました。
リビングで学習する子供は本当に伸びるのか?
東大生はリビングで勉強したという番組なんかが取り上げられるたびに不満に思うことがあります。
あれにはテレビに映ってないだけで、きっと親がそれなりの距離感で勉強に関与して、それを通して勉強する環境、させる環境というものを作ってるはずなんですね。
それなのに番組を鵜呑みにして勉強している子供の横で、テレビをつけたままお菓子をかじりながらスマホをポチポチしている親がいたとすれば、それは甚だ大間違いだと思うんですよ。
もちろんそれでも伸びていく子供もいるでしょうけど、Allではないのです。
「とんびが鷹を産む」なんて言葉がありますが、「とんびが鷹に育てた」と言ったほうが正しいかもしれません。
母親は最高の教師である
なぜ私が子供が学校から帰ったときに「おかえり」といえる働き方をして欲しかったかというと、核家族化した現代社会において、子供のそばでより長い時間一緒にいられるのは多くのケースで母親だと思うからです。
働き方が変わった今、こんなことを言うととても怒られそうですが、母親は子供の疑問をマンツーマンで一緒に解決出来る学校の教師にはできない教師であると考えています。
私がこう書いている理由は、小学校の頃に読んだエジソンの伝記にさかのぼります。
発明王といわれる、トーマス・エジソンは教育サイドから見ると、とても厄介な子供だったそうです。
授業中も疑問に思ったことを発言し教師を困らせ、学校から呼び出された母親が自分が家庭教師をし、エジソンの疑問をめんどくさがらず一緒に解決したといわれています。
時代背景が違うとはいえ、子供が物事に疑問に持つ事というのはとてもいいことですし、それを解決できることで、子供は学ぶ事が楽しいと感じると思うのです。
また、それは母親に限らず親がそういう姿勢を見せてやる事も大事だと思うんですよ。
教育費の確保
さて、大分本来の話からずれ始めています。
子供が小さいうちから教育費を確保するというのは間違っていません。
むしろNISAやつみたてNISAなどを利用してでも貪欲に貯めていくべきです。
ただ教育費を確保しても肝心の教育環境というものが出来ていなければ、全く意味を成しません。
うちの場合妻が働く事で収入が上がったなりに出費はありましたし、家計的にプラスであったかというとそれはNOです。
まとめ
私自身はなるべく書いてきた持論に基づいて子供に接してきたつもりです。
ただ幼少期にそういった教育をしきれなかった事は悔いが残っていますが、むしろ当時は1日1日が嵐のように過ぎてましたから、今だからこう感じられるのかもしれません。
中には学校行けば勉強は教えてくれると思っている親がいるのも確かですが、本来教育とは「子供が勉強する、学ぶことは楽しい」と思わせるのことが本来の目的であるべきであって、大学へ行かせることそのものが教育ではないと思うのですね。
もちろんその延長線上に大学をはじめとする高等教育の場があるとは思ってますが、本来学ぶ事が楽しいと思える子供は嫌でも伸びていくと思うので。
大学でても、社会にでてからの方がよほど勉強したという人は大勢います。
教育に関する方針なんて家族によって、子供によってマチマチなのでそれぞれの方針や特性に合わせて行っていけばいいと思います。
まだこれから子育てや教育をされる家庭もあります。
金銭面だけでなく、自宅における教育の環境というものの夫婦の考え方をすり合わせてみてもいいのではないかと思います。
▽紹介した記事です。
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