FXのトラップトレードを再開して約2週間。
未だに新規約定3本、決済約定1本しか成立していません。
以前トラップトレードをしていた時には1か月あたりに6000円程度の収益になっていましたし、今回は両建てで仕掛けていることからまあまあ忙しい約定になるのかと思ってましたが、大きな誤算が生じてしまいました。
そこでこのトラップトレードの不調の理由を調べてみたところ、トラップトレードには向かない時期であることが判明しました。
豪ドルの値動きが恐ろしく小さい
こちらの画像は2002年3月以降の豪ドルの週足のデータの内、最高値と最安値の差を拾ったものです。
つまり1週間の値動きの最大を表しています。
右へ行けば行くほどデータが古くなり、山が高ければ高いほど値動き(ボラティリティ)が大きいことが分かるわけです。
2019年豪ドルの平均値動きは1.4円
2019年の豪ドルの週間値動きは、なんと1.4円しかありませんでした。
最大でも2.97円だとっ!
私が以前やってた時期の2013年と比較するとおおよそ半分の値動きしかありません。
トラップトレードに必要な値動きはトラップの2倍
でも、ジロのトラップって1円幅って言ってたよな?
そうなんよ、でも1.4円の値動きじゃ1円幅トラップじゃ収益は期待できないんだ
トラップ幅以上の値動きがあれば収益になるんじゃないの?
理屈ではね。でもトラップに綺麗にハマるかどうかは別問題なんだ。
今回はロングとショートのトラップを50銭ずらして稼働しているため、本来ならこうなるイメージでした。
ところが現状はこの状態。
これでもハマってしまった…最低1.5円以上ほしい
トラップトレードで通貨の値動きの小さいときの対策
通貨を変える
豪ドルよりも値動きの大きいことが予想される、ユーロ円やポンド円に変えるというのも一つの方法です。
2019年の各通貨の週足による値動きの平均
- ユーロ円 約1.67円
- ポンド円 約2.98円
ユーロ円でこれくらい動けばかなり改善するように思いますが、ポンド円は相変わらずの暴れっぷりですね。
ただ値動き自体が大きいので資金難になりかねないところです。
トラップ幅を縮めるのはリスクの増大に
そんなん、トラップ幅縮めちゃえばいいじゃん!!
それは一番やっちゃいけん事なんよ
もちろん、トラップ幅を縮めれば収益は上がります。
ただリスク管理が一番重要視されるFXにおいて、収益ありきでリスクを取るというのは一番危険な事態を招く恐れがあります。
動き出すまで待つか撤退も視野
トラップトレードで値動きがなくなった時に一番とる行動はこれかなと思います。
ドキドキしながら始めたトラップトレードでしたが、実は値動きがなく約定しない反面、含み損も増えずに心地よく待ってる感じです。
その間にチャートを見てみたり、トレンドラインを引いてみたりして、よりベターな方法というのものを検討する時間ができています。
月に1回の決済でも利回りでいえば12%になるのですから、今はまだゆっくりと待ちたいと思います。
あまりに動かないのであれば一時撤退も視野に入るかもしれません。
以前とは違って投資に少額から挑戦できるものはFXだけでなくなりましたからね。
ただ、資金効率の高さは捨てがたいところです。
まとめ
再開したときには「儲かる」というイメージをしたのですが、実はこんなに通貨のボラが小さくなっているとは思いませんでした。
ただ、値動きが小さいということはリスクも小さく運用できていることなのでこれはこれでいい感じですが、今回はショートポジションも組み合わせているため、もう少しちょっと動いてほしい感じです。
ちなみに今後に至っては、現在考えていることがあるのでしばらく待つ方向で考えています。
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