「コロナやべぇ」と日本国民が認識をし始めておよそ半年。
2019年はいろいろ高配当銘柄がもてはやされた1年でしたが、この影響で一つの転換期を迎えたと思います。
それは高配当銘柄と呼ばれる企業の配当維持の難しさ。
多くの企業が決算を迎える3月には日本はおろか世界中でコロナ自粛が行われ、人の動き、物の動きが壊滅的になった結果出てきたのは減配や無配の文字。
ヤマハ発動機なんかは早々に中間配当を無配にしましたし、Jリートのインヴィンシブル投資法人なんかも大減配をしました。
アベノミクス以降多くの企業が続けてきた増配から、楽観視されつつあったのではないかと思う配当金への期待ですが、私としては配当金の積み重ねができる株式投資への意欲は消えていません。
株式投資の無配や減配は当たり前
倒産以外はかすり傷
ぶっちゃけ私は倒産以外はかすり傷だと思ってます。
業績がいいときもあれば悪いときもあるわけだし、時代が変わればニーズも変わる、海外の情勢も影響を受けるわけです。
その時に業績が落ちたからと一喜一憂しても仕方ないと考えてます。
なお評価損www
ETFも視野に
最近頻繁に買ってる商品としてはETFがあります。
確かに個別株の面白みというのはもちろんあるんですけど、やはり株価の変動という面で見ると個別株は怖いですし、倒産した時にはその影響をまともに受けます。
例えばこちらの商品。
こちらは高配当銘柄を組み込みつつ日経にも連動するので、日経平均が上がってるのに基準価額が下がったということが少ないです。
この1489のデメリットとしては1口単価が高いこと。
そこでおすすめなのがこちらの商品。
こちらは2000円もあれば1口買えますので、ちょっとしたお小遣い投資、楽天証券 でポイントを使った株式投資にはちょうどいいかもしれません。
減配がありつつ配当額の維持を狙う
今年はコロナの影響で年間配当額が減る可能性は高いですが「減配無配があっても前年の配当を維持するだけ買う」ことができれば、来年以降復配増配となった場合には一気に配当収入が増す可能性も高くなります。
なんだかんだ言って投資に充てられる資金には限界があるのは重々承知ですが、年間収入の予定が立つというのは株式投資のメリットの一つではないでしょうか。
減配無配はあるけども、配当を積み重ねられる株式投資のメリットは変わらない
共感できる企業へ長期投資をしたい
なんだかんだ増配を続けてきた企業も「業績が不透明になれば配当の削減が行われるのが当たり前」というのを改めて感じた人も多い気がします。
よくマネー雑誌なんかは自分がよく知ってる企業や、興味を持てるような企業への株式投資を勧めてたりしますけど、私自身も自分が共感できて長期的に投資できるような企業の銘柄を買いたいと思います。
配当利回りの2倍以上のROEを意識してみる
Return On Equityの略称で和訳は自己資本利益率。企業の自己資本(株主資本)に対する当期純利益の割合。
計算式はROE=当期純利益÷自己資本またはROE=EPS(一株当たり利益)÷BPS(一株当たり純資産)。
米国では株主構成に機関投資家が増加し、これらの投資家が「投下した資本に対し、企業がどれだけの利潤を上げられるのか」という点を重視したことも背景となって、最も重要視される財務指標となった。
野村證券用語解説ROE
コロナ禍の影響もあるかもしれませんが、高配当と呼ばれていた銘柄の中には配当利回りと同じようなROEのところもちらほら出てきてます。
配当が企業が儲けた利益の中から分け前をもらうという性質のものであるなら、そもそも利益をそのまま吐き出すような配当では意味がないよね、というのが主旨です。
端株で買い続ける
配当が減ればその分株式を買えばいいというのは現実問題難しいものです。
そこで端株!
何十万という資金がないまでもネオモバイル証券やSBI証券なら1株から、SMBC日興証券のキンカブなら100円から株を買うことができます。
減配になったからと悲観するのではなく、老後など本当に配当金が必要になるときまで株を買って、計算しながら配当金を積み上げていくことができる株式投資は目標が見えるのでわかりやすいと思うんですよね。
株沼やなw
そうともいうw
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