家計簿をつける目的は何ですか?
もちろんお金の出入りを管理するのが一番の目的ですけど、それだけになっていませんか?
家計を把握する本来の目的は、「ムダを見つけて必要なところに必要なだけ支出する」というものを見極める手段ではないかと思うのです。
でも意外と難しいのが「削れるムダがどれか?」ということ。
それが当たり前の支出だと思っちゃってるとこあるのよね。
今回の記事では削れるムダというものを「固定費」と「生活スタイル」といったものを例にご紹介したいと思います。
もちろんご家庭によっていろいろだと思うので、参考程度にしてみてくださいね。
家計を見直すことで改善できるかもしれない支出
本来、支出は大きく分けてこの二つ。
一度見直すと効果がめちゃめちゃ大きい固定費
実は一番見直しておきたいのはこの固定費。
固定される支出だけに、一度見直すと効果が持続します。
住居費
家族構成などによってもなかなか見直しというのは難しいのだけど、実は万単位で削減できるのがこれ。
もちろん引っ越しや諸費用などのそれに伴う支出はあるものの、一人暮らしとかなら検討してみる価値があるのがこれ。
学生から社会人など、生活環境が大きく変わった時に検討してみてほしいです。
携帯料金
最近はテレビCMなどの影響で、すっかり親しみも増えたLINEMOやUQモバイル、Yモバイルといった格安SIM。
私も現在UQモバイルを利用してますけど、家族分の携帯料金を払っても5,000円ほどという格安ぶりです。
このブログでも格安SIMに関する記事を集めてるので、ご覧ください。
保険
最近は保険に入らないというマネーリテラシーというものがあるらしいですけど、決して鵜呑みにしてはいけません。
ただ入り過ぎた保険や、無駄に保障額の大きい保険は不要だというスタンス。
本当に必要な保障などを見直すことで、保険料という固定費は削減することができます。
あとは自動車の任意保険。
こちらはネット型の自動車保険に切り替えることで、保険料はぐっと抑えることが可能です。
でもどこまで補償されるかなどわかりにくいのが難点なのよね。
※保険というのは、入ればいい、入っていればいいというものではないので、この辺りはむやみにネット型をおすすめするものではありません。
チリも積もればバカにできない生活スタイルによる支出
家計の中の固定費の削減というのは、意外と難しく、手を付けるにはすこし時間がかかるものです。
そこで今日、今からでも実行可能なのが変動費の中の生活スタイルによる支出の削減。
禁煙してみる
タバコを吸っている人ならまずはこれ。
私もタバコを辞めて17年、めっちゃお金が減るスピードが遅くなりました。
最近は1箱500円とか600円とかするらしいですけど、たった500円なんです。
でもそれが1年となるとものすごい額に。
500円×365日で18万円以上に。
コンビニコーヒーをやめてみる
タバコなんて吸ってないよという人にはコレ。
意外とやってしまう、コンビニコーヒー。
たった100円くらいのことですけど、100円から投資ができるようになった現代において、決してバカにできないお金。
でもそのためにあれもこれも制限するのはイヤだよ?
決して嗜好品をけなしてるわけじゃない。
でも年間36,500円、2年で7万円以上のお金となると、ひょっとしたら車の車検が受けられたりするくらいのお金になることは少し意識してもいいかと思います。
家計の見直しで浪費以上に改善したい項目は普段の支出
浪費は本来限りなく0に近づけたいものですが、あの支出の多くは心の満足度に繋がってるケースもありますし、多くのケースで本人が「無駄使いした」と意識したり認識しているケースが多いと思いますので、実はこのお金の管理というのは簡単なのです。
それよりは本来当たり前のように月々支払っている固定費や普段の生活の中で「これくらい・・・」と思っている支出の方が効果は高かったりします。
投資というのは確かにお金を「育つかもしれない」「増えるかもしれない」という行為ですが、節約は「減らさない」という行為です。
ぜひ一度ご家庭の支出というものを見直してみてほしいです。
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