職業柄、盆正月がなかなか定期的に休みにくい仕事という事も手伝って、実に2年ぶりに実家に帰ってきました。
二年ぶりかな✨ pic.twitter.com/oYvSYtZupR
— ジロ@Jiroの端株投資奮闘記 (@JIRO_invest) 2018年2月10日
やはり幼少期から若かりし青春時代を過ごした街というものはいろんな思い出が詰まってるものです。
昭和40年代終わりの実家
私が生まれるちょっと前に両親が購入した実家です。
今は高気密高断熱という施工的技術もあり、冬でも暖かい住宅が増えましたけど、その当時は家を持つこと自体が夢のような話だったので、住宅の性能というのは二の次だったようです。
なので、実家はめちゃめちゃ寒いんです。
さらにネット環境というものも皆無・・・
母ちゃん一人の実家にはネット環境皆無…
WiFiってなんぞ?(;´д`)— ジロ@Jiroの端株投資奮闘記 (@JIRO_invest) 2018年2月10日
正直、普段とは全く違う環境に苦痛なのです。
増築を繰り返した我が家
昭和40年代後半に多く建てられた間どりというと、両親と3兄弟、祖父という6人家族には決して十分な間取りではなく、増築を繰り返しています。
増築した際に既存との取合いに隙間から小動物が入り込んでたようで、何年か苦労したみたいです。
やはり人の気配が少ないと動物がどこからともなく入り込むんだろうなって思いました。
家を出た時と同じ実家
いつでも弾けるように調律されたピアノ
すっかり弾く人もいなくなったピアノ
調律だけはしてくれてる pic.twitter.com/JV4S3qFzFv— ジロ@Jiroの端株投資奮闘記 (@JIRO_invest) 2018年2月11日
私が物ごころついた時にはすでにあったピアノ。
このピアノの前で泣きながら練習したこともありました。
時が止まった本箱
大学受験の際買ってもらった参考書なんかもそのままです。
高い教材だったのですけど、結局どれほども使わず本棚を埋め尽くしてまして、目にするのが辛いですが、その他にも私が当時読んでいた漫画やギター雑誌なんかもそのまま残ってます。
何より思い出
子供たちが家庭を持って出ていっても、こうして色んな思い出の詰まった部屋に帰ってこれるのは嬉しい。
— ジロ@Jiroの端株投資奮闘記 (@JIRO_invest) 2018年2月11日
何と言っても窓から見える庭の景色を眺めていると、思い出が蘇ります。
勉強もせずにゲーム三昧していたこと、付きあってた彼女と長電話していたこと、毎日毎日ギターでコードを探しながらピアノを弾いていたこと、若かった親の姿や、柱に残った私たち兄弟や甥っ子姪っ子の成長の証などなどいっぱいあります。≫賃貸でも大丈夫 子供の成長の足あとが見える化できる付け柱
すでに私が広島に来て20年以上。
実家で過ごしたのは18年程度ですから、はるかに広島に来てからの方が思い出は多いはずですけど、そこにあるすべてが何事にもかえがたい思い出です。
帰って来られる安心感
ここまでの内容でなんとなく察しも付く方がいらっしゃるかもしれませんけど、そんな家なので決して片付いてるとか綺麗という家ではありません。
むしろ捨てるべきものもありますし、断捨離してやればもっと広く使える部屋はあります。
ただ、そんな思い出の詰まった家だからこそ、何かあった時には帰ってこられる場所があるなと感じます。
近所のおじさん、おばさん
当時の近所のおじさん、おばさんも、すっかりおじいちゃん、おばあちゃんになってしまいました。
でも実家でピアノを弾いていると、それを聞いて「ピアノの音が聞こえたから誰かなって思ったらJiroくんだったかぁ」って言ってくれる近所の人がいるんですね。
子供を連れて帰ると、「お~小さいころのJiroくんの面影あるなぁ」とか言われると、やっぱり実家という存在は大きいなって思います。
改めて持ち家派のメリット
年老いた親の経済的な負担が少ない
実家は既に住宅ローンも終えています。
もちろん、持ち家ならではのメンテナスに関わる費用があるものの、年老いた母が生活費のためにパートに出なくてもいいのは子どもとしても安心していられます。
子供たちが返ってきても迎えてやれる場所がある
いろんな人がいろんな考えのもと賃貸で過ごしたり、持家で過ごしたりしています。
ただ、自分のこういう思いを通して言うならば、子供たちが巣立った時に何かあっても帰って来られる場所を守っていてやりたいと強く思いました。
もちろん、何もなく帰ってこないのが一番ではありますけど、何かにつまずいて、くじけて帰ってきても再スタートを切れる場所を守っていてやりたいです。
育った家の処分も考えるときがくる
父も他界し、母一人になったあの家は少々大きすぎます。
やっぱり自分の家が落ち着く。なに不自由ないし。
ただあの家に年老いた母親一人というのは心配。
兄弟がそばにいてくれるのがせめてもの救い— ジロ@Jiroの端株投資奮闘記 (@JIRO_invest) 2018年2月13日
家の各所には段差もありますし、階段は急です。
冬の入浴にはヒートショックなどの心配もありますし、防犯面でも不安です。
80も超えた母もいつか亡くなりますが、その時にこの家をどうするのかということおも、私たちの代で考えておかなければならないことだと思っています。
コメント