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持家派・賃貸派どっちが得か?私の中で決着

持家派・賃貸派どっちが得か?私の中で決着 住宅
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不動産投資に興味のある私にとって気になるのは、持家と賃貸のどっちが得か?という議論。

持ち家派には税金や修繕費、ローン金利や災害時にどうたらこうたらというデメリットがあるのは百も承知。

生涯の住居費にかかわるお金だけだったら多分賃貸・・・かもしれない。

以前50代の人と思われる方のブログを読んでて、同窓会かなんかで「みんな住宅ローン終わったから住むとこには困らんね~」みたいな記事を読みました。

今住宅ローンを抱える我が家にとっては、とってもうらやましく思ったんですけど、持ち家派の私としては「やっぱりそうだよなぁ」って思いました。

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持ち家と賃貸は老後に違い

住宅ローンさえ終わってしまえば、後は家のメンテナンス費だけで済むので、老後に掛る住居費というのはかなり小さくすることが出来るはずです。

逆に賃貸では持家より居住費が安く済んだ分をきちんと確保しておかないと、老後の生活に住宅費が間違いなく重荷としてのしかかるわけです。

年金受給額に不安

そうでないと、今現在の年金額では生活はできるけど住居費が足らない、住居費を払うと生活費が足らないという事が発生しかねない、と言うより多分そうなります。

その時の年金額が今の水準より低下している可能性の方が高いわけです。、以前安倍さんも気になること言ってましたしね。

貯蓄は先引きが基本

お金は手元にあるとついつい使ってしまいます。

よく貯蓄するためには、先に手元から貯蓄に回しておくという先引きの方法をおすすめされますが、賃貸派の人はこのことを踏まえてしっかり貯蓄しておくことをお勧めします。

関連賃貸派は老後のために、持ち家派より余分に貯蓄しておこう

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結局、持ち家と賃貸はどっちが得?

じゃぁ、実際どちらが得なんでしょうか。

私の住んでる地方では、よく(ボーナス併用で)家賃と同じくらいで家が買えるとかチラシが入ってたりします。

最近は金利も下がってきたので、かなり利息分は少なくなったともうのですが、私が自宅を建てた当時のことを思いだすと、期間や金利次第ですが、フラット35で3000万円を1.55%で借り入れした場合には総額で約3900万円の返済となります。

※さらに固定資産税やメンテナンスというともっと掛かりますが、固定資産税は地域差も大きく、取得後当面は住宅ローン減税もありますので今回の計算では計算には含みませんが、実際のシミュレーションでは加味してください

それだけのお金を出すのならと賃貸を選択される人が多いのも一つです。

賃貸経営している人が賃貸を推していた

でも、不動産投資に興味を持っている持家派の私がどちらが得かと聞かれたら、間違いなく賃貸を推しますね。

だって、入居者がなければ成り立たない投資手段ですから。

私も職業柄、賃貸マンションの経営についての講演を聞いたことがあるのですけど、「人口減でおきる空き家問題、土地神話の崩壊で持ち家の資産価値がなくなってきているから、住むなら賃貸」って言っておきながら、当の本人は持ち家だし、賃貸マンションを夫婦子供別名義で建ててましたからね。

また以前ネットで読んだ記事でも「賃貸がいいよ、安く済むよ」と煽るコラムを書いている人の経歴が、実は賃貸経営をしている人だったのを知ってしまったんです。

その人たちの言ってることって間違ってはないんですけど、将来の収入減ということには触れてないんですよ。

自分で資産運用できるのなら賃貸もあり

上の方で、貯蓄をするなら先引きでということに触れましたけど、今の銀行の金利では貯めるだけで増えません。

ですから、資産を運用して行かなければ、増えるということはまずありません。

老後を賃貸で過ごすにはいくら必要?

家賃を6万円と仮定し、年間72万円の居住費を捻出するためには?

・貯蓄だけでまかなう場合

65歳で退職、80歳まで住んだケース
72(万円)×15(年)=1,080万円

・配当収入などでまかなう場合

3,000万円×3%=90万円(課税前)
90万円×0.8=72万円(課税後)

むしろ賃貸で過ごす人は、早くから資産運用をしていかなければ、老後の格差というのもはとても広がってしまいます。

収入源を増やす、資金を増やすという事にうとい日本人にはちょっと難しそうですよね。

資産運用ができない多くの日本人には持ち家のほうがいいと思う

ただ上のシミュレーションで、リタイア後15年賃貸で過ごすとなると1000万円以上のお金が必要になるわけですし、そう考えるとローンの金利を支払ってもさほど変わらないのかな?と思えるわけです。

前述しましたけど、日本人は資産運用というものは詐欺だ、ギャンブルだという過剰反応する人も多いです。

そういう人たちにはやはり持ち家として、強制的に老後の住居費というものを確保するという考え方のほうがいいような気がします。

間違っても一生賃貸で過ごすつもりだから、車は贅沢していいのに乗ろうとか言ってる場合じゃないのですよ

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まとめ

最終的な私の判断としては、「安心感からは持家、継続的に安定した収入が期待できる人や資産運用で計算上成り立つ人では賃貸」という結論に至りました。

もちろん災害で被災して住む所を失った人というのは存在しますし、転勤や転職といった際に住居が足かせになる可能性だってあります。

そういった災害リスクもありますけど、1,000万円という貯蓄をする自信もないので自分は持ち家派でいいかなと思います。

人の人生は十人十色です。

私の結論は最後まで読んでくださったあなたには通用するようなものではないかもしれません。

ただ、ネットや雑誌の情報は、発信者が都合のいいところを強調していることも多々ありますので、それらの情報を鵜呑みにせず長い人生をイメージしつつご自身で判断されますように。

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2008年ごろからFXで資産運用を開始、2015年のロスカットを機にして投資手段を見直して端株投資に行きつく。
すでに失敗することのできない年齢であることから、株式やインデックスを使って着実に資産運用を行う。
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