過去の自分に感謝したことってありませんか?
例えばたばこを辞めたことや、苦しい試験勉強を乗り切ったこと。
人によってはダイエットをして美容や健康を手に入れた人もいるかもしれません。
今のあなたがあるのは、過去の自分の努力や判断によるものなのです。
そして私にとって過去の自分に感謝していることの一つは、投資を始めたことです。
とはいっても、私もいきなり今の投資スタイルに落ち着いたわけではありませんでした。
いろんな情報に振り回されて失敗もしたし、損失も確定させてきました。
お金を育てるには非常に時間が掛かるだけに、少しでも早く将来必要になるであろうお金の問題と向き合って自分のスタイルに落ち着くというのは、将来の自分が必ず今のあなたに感謝すると思うのです。
この記事では私の失敗談を通して、端株投資のメリットについてまとめます。
過去の投資の失敗も、未来の成功のうち
最初はトルコリラ建ての債券で失敗したり、FXで何年も掛けて貯めてきたお金をロスカットで減らしたりと、決して順調とは言えませんでした。
過去の失敗
私がトルコリラ建ての債券に手を出した時から、投資の王道は株式という認識は持っていました。
にもかかわらずトルコリラ建ての債券に手を出した理由というのは、過去の記事にも書いていますが、株より高利回りだったという点です。
確かにトルコリラ建てとしてはうまく運用できたわけですけど、外貨建ての場合は為替の問題が付いて回り、最終的には20万円の損失が発生しました。
また、株式投資にはそれなりにまとったお金が必要でしたが、FXではレバレッジを効かせることができます。
なので、10万円というお金であっても比較的大きな単位で取引はできたおかげで、年50%くらいでは十分に回ってました。
ところが数年かけて貯めたお金が、わずか一晩でロスカット。
自分のなかで順調という認識でいただけに、この時は4か月ほど凹みました。
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最初は少額投資で、失敗しても再起ができるようにしておく
そうはいっても、 トルコリラ建ての失敗やFXの失敗は合わせて30~40万円ほどです。
これが桁一つ違っていたら、とても再起はできなかったかもしれません。
またFXの場合には2国間の金利差(スワップ)を受け取ることができますが、画面の中の数字に反映されるだけで、自分にとってのインカムゲインにはならないことがずっと不満でした。
これらの失敗を経てスタートしたのが端株投資です。
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端株投資では配当金を積み上げて、未来の自分に感謝されたい
私にとっての株式投資の最大のメリットは、やはり配当や優待という企業から直接入ってくるインカムゲインです。
人によっては「配当には課税されるから、配当を出さずに企業成長に回す会社の株のほうがいい」という考えの人もいるようですけど、私にとっての配当は、投資へのエネルギーになります。
次の時にはもっと配当をもらえるように投資を続けよう
配当の最大の魅力は翌年も同じくらいの収入が得られる見込みができること
お仕事で営業をされている方も多いと思いますが、たいてい年度が替わると営業成績をリセットされるんではないかと思います。
そして前年度の売り上げより高い目標を課せられる場合が多いのではないかと思います。
株式投資の配当にはそれがありません。
今年の配当収入は、来年も同じ配当収入が得られる可能性が高いのです。
正確には、企業の成長度合いによって配当が減らされる減配や、配当が見送られる無配ということもありますが、それでもある程度収入予測は立ちます。
今私にもたらしてくれている配当収入は、過去の自分が積み上げてくれたものであり、そしてさらに未来の自分が受け取る可能性が高いものです。
配当は再投資もよし、家族への還元もよし
株式からの配当収入は、ぜひとも再度株式投資に回しておきたいところです。
そうすることで手出し資金はなくとも、次の時には配当金が上積みされますからね。
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でも、もちろん配当という現金収入はありがたいです。
自分の楽しみに使ってもいいですし、家族との食事や旅行などに充ててもいいんです。
そういった経験を通して、過去の自分に感謝することができますからね。
まとめ
投資でお金を育てるのには時間が掛かります。
もちろん時には失敗することもあるだろうし、経済状況によっては思うように資産が伸びないということもあります。
だからこそ早くから投資に取り組み、続ける必要があるのです。
投資が最善策ではないとは思いますが、貯金が最善策でもないはずです。
生涯ついて回るお金という悩みに、金の果実を育ててみませんか?
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