私のブログの中にあった記事で、「ランドのポジションを追加」という記事がふと気になり、おおよそ3年ぶり以上ぶりくらいに口座にログインをしてみました。
以前私が運用していた口座は3つ。
- LIONFXでトラップトレード
- SBIFXトレードで豪ドルのスワップ
- マネーパートナーズnanoでランドのトラップトレード
マネーパートナーズのnano口座はいち早くランドが1銭固定を謳っていたことから、結構初期から遊んでました。
果たしてマネパに残るランドの含み損はどうなってるのでしょうか・・・
高金利通貨の通貨安を直撃!
数年ぶりのログイン、IDもパスワードも確認しなおしてログイン。
おそるおそる評価額を見てみます。
なんと72,000円の含み損、スワップが43,000円ついて、トータル損益は29,000円の含み損中!
ま、まあ、想定の範囲内だし・・・
通貨安に勝てないスワップ口座
元々はトラップトレードをしていたマネパnano口座で、9円台くらいまではずっとトラップを回してたんです。
さすがに8円台では想定レンジを下抜けしたためポジションを増やせず、そのまま塩漬けスワップ口座になってしまいました。
なので、初期の11円台のロングポジションがあります(汗)
2011年7月11日に11.95円!!
当時ランドは12円から13円ぐらいで推移していたのに、トルコリラも同様ですけど新興国通貨は弱いですね。もう当時の水準まで戻れる気がしません。
最新のスワップポジションが3年前
そして最新のポジションがこちら。
2017年8月10日って3年以上前か!
既にスワップ金利も追いつかないほどの下落のスピードです。
高金利通貨を長期運用すれば儲かるというウソ
資産運用している人には有名な「72の法則」というものがあります。
金融商品に投資する際に、金利の複利効果により元本を2倍にする場合の投資期間を概算で求めるための法則のこと。
72の法則(72のほうそく)野村證券
計算式:72÷金利(%)=投資期間(年数)
複利運用が前提で、金利×投資期間が72になれば資産が倍になると言われるこの法則。
考え方を変えれば金利を高くすれば時間を短くできるし、長期スパンで考えれば金利が低くてもいずれ2倍になるというもの。
でも私も年齢が年齢ですし、つい近道をと思い高金利のレバレッジ運用という沼に足を突っ込んでしまいました。
確かに高金利通貨は通貨安になっても金利の高さがそれをカバーをしてくれます。
ですが南アフリカランドはもちろん、トルコリラ、メキシコペソといった高金利通貨の国々は大変情勢が不安定。
おかげで金利は高くても、商品そのもののがそれ以上に値下がりしてしまい、結果含み損という結果になっているのです。
またスワップは「為替レート×金利差×通貨量」という計算式を使って求められるため、為替レートが下がれば下がるほどスワップが期待できなくなります。
おそらく今後新興国通貨は一時的に噴くということはあっても、この11円台のポジションが解消できるほど為替レートが回復するということは考えにくいと考えています。
スワップ口座としてこのまま放置
このnano口座はもう何年もほったらかしにしてる口座ですし、ついでにもう数年放置してみようと思います。
入金額は10万円ちょっとなんですが、正直この10万円が無事生還できるとは思っていません。
もちろんロスカットという事になるかもしれませんし、トルコリラの時のように何かのタイミングで損切り資金の引き上げという形になるかもしれません。
ただこの先2.8円以上の円高にも耐えられる計算になってますし、当面このまま放置してみたいと思います。
もちろんいい形での口座閉鎖を期待はしてます。
ランドと同じく高金利通貨トルコリラMMFの記事のご紹介です
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