持ち家か賃貸か。
尽きることのない議論。
大抵持ち家とか住宅ローンという話になると、たいていこの手の話題から始める私。
災害リスクや近隣リスク、離婚だ維持費だと課題は多いながらも、それでも多くの場合にはなんだかんだと払いきってしまう人が多いのが現実なのではないでしょうか。
そして何より、払いきってさえしまえば、その後の住居費をぐっと圧縮できるというのがメリット。
特に投資などは怖いといった人には、老後の住居費の削減という面ではすごく助かるのではないでしょうか。
たぶんこの辺が土地神話が崩れても持ち家派が多い一つの理由かもしれません。
まあその辺の考え方はそれぞれですが。
さて、我が家の住宅ローンの話ですが・・・、やはり我が家も先の長いローンであることは間違いなさそうです。
金融機関から住宅ローンの返済予定表が届いた
ローンの返済額は家賃負担と変わらない
ついこの間住宅ローンの残りが800万円台に突入といった記事を書いていたんですけど、新たに返済予定表が届きました。
それがこちら。
現在のところ月々の返済は49,000円。
ボーナス払いがあるので、それを月々の返済に延べると62,370円。
高いですか?
安いですか?
でも家族がいる前提でアパートを借りようとすると当然これくらいの家賃になるわけだから、その点ではイーブン。
そう考えると税金やメンテナンス費用が重い
たぶん持ち家の人にとってコストの話を持ち出されて、一番頭がいたのがここ。
固定資産税や外壁などのリフォーム代。
うちも数年前に外壁の再塗装を済ませたばかり。
関連 ≫ 家計にとっては大打撃。マイホームの外壁リフォームを通して感じた事
総額でいうと100万円というお金でしたので、それを50年住もうとしたときに、ライフサイクルコストとして4回もしくは5回工事したと考えると500万円くらいのお金。
住宅ローンを完済した後の住居費が圧縮されることを考えて、そのお金をローン返済後の住居費と考えると約28,000円。
ローン完済したころには自分が稼ぐ力がなくなっていることを考えると、この価格でも居住費は十分安いと思うんですよね。
何でローン支払い中に発生したお金が完済後の住居費になるわけ?
いや、なんとなく。ローン完済後の住居費が小さくなりすぎるかなぁって思って。
まあ、いずれにしてもこの費用は、老後まで住もうと考えたら仕方がないお金なんですよね。
持ち家と賃貸の論争ほどトータルではコスト差はない気がする
いずれにしても単純にコスト比較ということを考えると持ち家は高くなる気はします。
でもそういった税金やリフォーム代といったコストのことを考えると、賃貸の方が圧倒的に安いかというと意外とトータルで考えるとそうではないのかなと思ったりしてます。
それは住宅ローンを言い訳にした節約。
知り合いにも家を建てて「タバコを辞めた」「外食の頻度が落ちた」「酒が発泡酒になった」「格安SIMを考えてる」などなど、涙ぐましい節約をしている話を実際に聞きます。
この手の話、自分が若いころにはそんな親父にはなりたくないなって思ってました。でも優先度が変わっただけという気がしてます。
ほかにもこんな意見も。
私達はどうせ一生借家住まいなんで、車ぐらいは贅沢しようって旦那と話したんです。
持ち家と賃貸は育った環境の違う夫婦間でも意見が割れるから難しい~ジロろぐ~
持ち家ほどではないけど車も相当な金食い虫。
「家を買ったからという建前」でいろんなところを削って節約することで、実は家計としては健全化してるのではないかと思うわけです。
繰り上げ返済に関する賛否もあるけど資産価値くらいまで残高は減らしたい
改めてこの夏以降の返済予定表がこちら。
私は繰り上げ返済推進派ですけど、そのおかげもあって残高を見ると、ひいき目ですけど「ローン残高<自宅の売却価格」となってるんじゃないかと思うんです。
なので何かあって手放さなくてはならない時が来ても、ローンは残らないじゃないかと思えるので精神的な負担は軽いです。
今は子どもたちの進学費用がフルで掛かってるので繰り上げ返済なんてことはできないですけど、それでも高級車一台潰したと思えばこれくらいという額です。
この次、大台が変わるのが令和5年の11月で、その頃の私の歳は49歳で息子たちは専門学校3年生と高校2年生、娘は小6。
まだまだ先は長いけど父ちゃん、がんばりますかね。
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