我が家のミニバンも7年の時を越えて、いよいよお役御免となりつつあります。
カーシェアという言葉が広まり、都心部では車のない生活ということも可能になっていますが、まだまだ車がないと生活が不自由という地域も多いはずです。
ご多分にもれず我が家も、一番近いカーシェアまでは片道20分ほどバスに揺られる必要があり、現実問題としては車が必要な田舎に住んでます。
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さて、そんなマイカーをいよいよ買い替えるわけですが、私の車に関することを少し書いてみたいと思います。
マイカーは新車か中古車か、それともリース?
先日、今の車を買った中古車屋さんに行って、車を探す依頼をしてきました。
大抵そういう時って、「ご予算は?」って聞かれると思うんですけど、私は「年間15~20万以下になる車」という返事をしてきました。
乗り出し価格 | 保有期間 | 年間車両コスト | |
---|---|---|---|
新車 | 300万 | 10年 | 30万 |
中古車 | 120万 | 6年 | 20万 |
300万の車を10年乗っても年間車両コストは30万です。
ところが、120万ほどの中古車に6年乗ったと思うと、年間の車両コストは20万円で済みます。
さらに6年間に遭う事故の確率と10年間に遭う事故の確率を比べると、当然6年間の事故の確率の方が小さくて済むはずです。
中古車だからって、年間10万もの修理代が掛るような車なんて当たったことがないです。
みんな新しい、いい車乗ってんなぁ(;´_ゝ`)
— ジロ@端株投資4年目 (@JIRO_invest) 2019年6月26日
そんだけ金あるんかなぁ
新車のデメリット
はっきり言って新車に対してあまりメリットを感じていません。
その理由はこちらの理由です。
登録した瞬間に中古車で評価額が落ちる
ショールームに並んでる車の状態なら新車なので定価で売られます。
ところが、納車のために一度陸運局に登録された瞬間、その車は中古車となります。
仮にそのまま下取り、買取をしてもらっても、評価損ということはついて回ります。
納車した日に事故をすればスクラップ行きの可能性も
納車された帰り、もしも事故に巻き込まれたらどうしますか?
どんなに気を付けていても、貰い事故というものは存在しますし、事と次第によっては即スクラップ、鉄くずとなる可能性だって十分あるんです。
事故に限らず、道路を走る以上車は傷ついていくわけですから、評価はどんどん下がる一方です
新車の優越感もわずか数年
車のモデルチェンジって早いですからね。
お、新型の車!
なんて言ってもらえるような時期は僅か数年しかありません。
中古車のメリット
中古車には経年劣化というものが付いて回るので、故障などの確率は増えます。
さらに新車と違いメーカー保証などもないため、ちょっとした故障や不具合であっても自費修理といった可能性も無きにしも非ずです。
ただ、それ以上に大きなメリットがこれ
車両代がカーライフコストを引き下げてくれる
現行モデルとなると中古車のメリットは薄れるでしょうけど、前モデル、前々モデルとなると、新車価格の半額以下という車は決して少なくありません。
なかには故障が・・・と心配される方もいらっしゃるかもしれませんけど、普段のメンテナンスをしていれば、そうそう壊れると言ったことは考えにくいのも日本車の凄いところです。
幸か不幸か、私は大学以降、結婚するまでに車いじりという事を通して、大金をはたいてきたので、車の不調というものがどこから来るものか大体想像がつきます。
街を見れば明らかに異音のしている車というのは見かけますけど、早めの修理をすることで治るようなことでも、致命傷になってからでは余計なコストが発生します。
リースも検討したけど、コストの割にデメリットが多いと判断
車両代と車検などの維持費を検討したところ、月額の車のコストは3万円ほどの結果となりました。
中古車で我が家が狙ってる、8人乗りミニバンクラスとなると、同程度、さらにボーナス払いが発生します。
乗り換えなど頻繁に行うのであればまだしも、中古車乗り潰しがベストという判断になりました。
車のある生活はプライスレス、だからこそコスト意識は持ちたい
車に掛るコストは常に評価損
まあ、はっきり言って車にかかるコストって、常に事故との隣り合わせというハイリスクに対し、走れば走るほど評価損が増えるようなものです。
私に言わせれば投資の方がよほどリスクが少ないとも思えます
車を持たない生活は不便、でもコストパフォーマンスは考えたい
車を持たない生活というのは考えられません。
でも、車自体はとてもお金が掛るものの一つですし、コストパフォーマンスは考えたいと思います。
それは私が過去に相当なお金を車やバイクにつぎ込んだからこそ思えることかもしれません。
まとめ
車を保有すること、よりいい車に乗ることというのは、私たちの世代ではまだ普通のことだったんじゃないかと思いますし、私もそう考えてました。
車にステータスを求めるのは辞めた
これは実際に私が兄弟に言ったセリフですが、ある日突然、車にお金をささげることがバカらしく思うようになり、今の様な考え方に落ち着きました。
車は便利です。でも収入に見合わないような高価な車に乗ったりするようなことだけは辞めようと思います。
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