SBI証券の注文方式にIFD注文、OCO注文、IFDOCO注文が追加されます。
そのため、現在出されている注文は一旦キャンセルになるので、明日以降改めて注文を出しておく必要があります。
FXを経験されている人なら一度や二度使ったことがある人も多いと思いますけど、逆にFXの経験がないという人は初めて見たという人もいらっしゃるかもしれません。
私も初めて株取引を始めたときに「なんでこれだけしか注文形式がないの?」と思った覚えがあります。
アルファベットの羅列で少し馴染めないという印象もありますけど、単語の意味を含めてご紹介します。
SBI証券の新しい注文方式
IFD注文
これはイフダン注文と呼ばれ、「もし~したら、~する」という注文の出し方になります。
もう少し下がったところで買って、いくらになったら売りたいよといった時に使えます。
信用取引では売り建ても可能で、どちらも1つ目の注文が約定するまでは決済注文が待機中になります。
FXの手動トラップトレードは、すべてこれで注文を出します。
OCO注文
OCOというのは 「One Cancels the Other order」といって、同時に2つの注文を出しておいて、1つの注文が執行されると、もう片方がキャンセルされるというものです。
なので、保有中の銘柄などを、損切と利確両方の注文を同時に入れることが出来ます。
ただし、先に損切に引っ掛かった場合などは、その時点で指値注文が逆指値注文に差し替えられ、損切が執行されていますので、その後利確ラインに到達しても利益を上げることは出来ません。
OCO注文で2つの注文を出すと板の関係とか大丈夫なんだろうか?と思っちゃいますけど、そのために2つの注文で出されるのは指値だけで、逆指値に掛かった時に注文が訂正されるというスタンスをとってるのはそのためなんでしょうね。
IFDOCO方式
これはIFD+OCOの組みあわせで、新規注文と決済OCO注文が同時に出せます。
私もFXをしてた時に、裁量トレードするときには使ってました。
相場に張り付いていられないときや、 病院や飛行機の中などトレードの手段が限られている場合にあらかじめ注文を出せます。
株でトラリピ?
これらの注文を組みあわせれば、事実上FXと同じようにトラップトレードが可能になるんじゃないかと思いますね。
うまく組み合わせればドテンや追っかけ買い、売りを掛けていくことも可能かも…
ただFXと違って資金拘束の時間が長くなるので、めっちゃ資金力いりそうですけどね。
注文方式の要望
トレール機能をつけてほしい
逆指値側で相場に追従するトレール機能が付くと、損切を設定しつつ利益を伸ばせるのでうれしいかな。
注文期間を延ばしてほしい
FXと株とはまた異なるものとは思いながら、株に転向して不自由に感じてるのって、注文期間が有期でしかも短いんですよね。
含み損のまま塩漬けしてたけど、買値に戻ったら売りたい
と思う人っていらっしゃると思うんですよ。
株はいろんな制約があったりして難しいのかもしれませんけど、もっと有効期限を延ばしてほしいです。
まとめ
楽天証券でも、新規の買い注文の際、セット注文として売り注文を発注することは出来ますけど、これらの注文形式は結構細かに設定できるので、もしもデイトレードをやってみようと思った時にはおすすめの注文形式です。
ぜひ来週以降チェックしてみてくださいね。
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