家のリフォームをするにあたって、費用の捻出という事を考えていました。
外壁塗装というのは放っておくとますます家にもダメージが来ますし、どこかのタイミングで出費を覚悟するのは必要な事なのです。
現金で支払うだけのお金がないわけではないのですが、やはり手元から100万以上のお金が出ていくのは心もとないのと、別のことに使いたいという思いがあります。
別のことというのはまた後日談としてみたいと思います。
リフォーム費用を住宅ローンにまとめる
一番最初に考えたのは、「リフォーム代金を住宅ローンに組み込めないかな?」という発想でした。
住宅ローンの借り換えの時には、借換費用を計上して借入金額を調整することが出来るんだから、タイミング次第(例えば借り入れの再契約とか)では出来るはずと考えたのです。
ましてマイナス金利のご時世、金融機関としては融資額が増えるわけだし、住宅ローンの再契約っていう形なら金融機関は手数料は手に入るわけですから門前払いはされないと思いました。
借りる借りないというのは別問題としてリフォームローンは住宅ローンに比べると金利は高いです。
なので、住宅ローンの借入額を増やしてリフォーム資金の借入が可能か金融機関の担当者に電話して聞いてみました。
ですが結果は「一般的にはリフォームローンの扱いになります」って言われました。
でも、そこは地元の信金さん。「とりあえず方法がないか探ってみます。」と言ってもらえました。
借換の時にも思ったけど、やっぱり金融機関との駆け引きって面白いです。
リフォーム代金を住宅ローンに組み込むメリット
支払いが一本化できる
うちも住宅ローンの返済期間は20年以上期間が残ってますし、別にリフォームローンを組むと二重支払いとなるため家計的には負担になります。
住宅ローンの金額増やして借り入れることが出来れば、住宅ローンとリフォームローンを一本化して支払い出来ます。
支払いの選択肢が増える
子供たちも大きくなり、将来の学費に現金を残しておきたいという思いもあります。
もちろん金利の掛る話ですから現金で支払う方が良いのですが、あくまで支払い方法の選択肢が増えるから嬉しいと思った次第です。
リフォーム資金のローン交渉はいかに?
私が担当者に連絡した際に、提案・検討をお願いしたのは下の二つです。
①リフォーム資金を住宅ローンに組み込めるかどうか
②リフォームローンを利用した際の支払いプラン
住宅ローンに組み込む
こちらは2案の提案を貰いました。
借り換え
1案目はリフォーム資金を住宅ローンに組み込むとした場合、新たに借り換えと言う手段になるということでした。
なので、抵当権の設定をやり変えたり、保証料が必要になったりと、諸費用だけで50万超えという結論になりました。
たかだか120万そこそこのローンを組み込むのに50万を超える諸経費は高すぎでありえません。
ですが、ローン金利の見直しのときにそんなに手数料払った覚えないのですね。
そのことを伝えると、「あれはあくまで借り入れ条件の見直しという形だったので」との返答。
そうか、そういえばそうだったかも。
またこの時初めて知ったんですど、多くのケースで住宅ローンを借りる時に、連帯保証人を必要としない変わりに保証会社をつけて、保証料なり保証料分金利の上乗せがあったりするんですけど、我が家の住宅ローンには保証会社がついてないんです。
他行から借りかえる時に連帯保証人をつけることで、保証会社を外して借り入れしてたのは知ってたんだけど、これはなんか特殊な借り方みたいです。
なので、今回は改めて借り換えと言う形を取ると保証料が発生するとのことでした。
無担保ローン
担保を外して保証会社も付けない代わりに金利が上乗せされます。
さらに諸経費が15万程度掛かるようです。
諸経費が安いけどそれ以上に金利負担が大きく、これもありえない選択となりました。
住宅ローンとは別にリフォームローンを組む
リフォームローンの金利は2.9%と高いんですけど、期間が10年と短いだけに120万借りて金利分は約18万円という試算でした。
住宅ローンとリフォームローンの2つのローンを組むようになりますが、何の役にも経たない諸経費に10何万も払うことを思えば、この数字はまだアリな気がします。
まとめ
金融機関との交渉は面白いですし、自分の知らない事情なんかも教えてくれたりします。
お金を借りている身分なので立場的に弱い気がしますけど、向こうからしたらお客さんなわけで、気になったりすればどんどん交渉なり相談なりすればいいと思います。
リフォーム時期を来年4月ごろに設定しようかと思ってますので、もう少し検討を重ねてみたいと思います。
▽工事が完了しました。色々考えましたが、結果いいリフォームになったと思います。
コメント