日経平均高配当株50指数連動型ETF(1489)を売却しました。
保有口数でいうと2口しか持ってなかったのですが、以前から本当にこのETFでいいのだろうか?という悩みがあり、幸い含み益になったことから売却しました。
売却するタイミングはもう少し引っ張ればよかった~
今後はiシェアーズMSCIジャパン高配当利回りETF(1478)に乗り換えていこうと思います。
日経平均高配当株50指数連動型ETF(1489)を売却した理由
日経平均高配当株50指数連動型ETF(1489)はETFでありながら、分配金利回りが時に4%も超えるという銘柄です。
個別株なら4%、5%という水準のものはざらに出てきますけど、ETFのいいところはなんといっても企業が倒産しても投資したお金そのものがゼロになることはないところです。
ただ、このETFの銘柄選定は日経平均を構成する225社の中から上位50社を選定することをコンセプトとされていることから、もう少し幅広い企業のなかから厳しいスクリーニングを掛けてほしいという心境の変化になりました。
また単価の高さも私には資金的に厳しかったのです。
iシェアーズMSCIジャパン高配当利回りETF(1478)に乗り換えていこうとした理由
単価の安さ
まずもって「iシェアーズMSCIジャパン高配当利回りETF」の単価の安さは非常に魅力的です。
日経平均高配当株50指数連動型ETF(1489)は1口3万円ほどするのに対し、iシェアーズMSCIジャパン高配当利回りETFは2,000円もあれば買えます。
iシェアーズMSCIジャパン高配当利回りETFを買っても資金的に個別株も狙えるという単価の安さは非常に魅力的です。
1口から取引できる
株式は売買単位が100株が1単元として統一されましたが、ETFの売買単位はそれぞれ異なりまして、10口から取引できるものや、1口から取引できるものもあります。
iシェアーズMSCIジャパン高配当利回りETFは1口当たりの単価もそうなのですけど、売買取引の単位も1口からなので、資金的のも非常に小回りが利きます。
銘柄選定に納得できた
iシェアーズMSCIジャパン高配当利回りETFに含まれている銘柄は、MSCIジャパンに含まれる銘柄の中から、さらにMSCIジャパン高配当利回り指数というふるいにかけて選定されています。
その中でも、配当性向の高い上位5%は除外という点で、ただ単純に高配当銘柄を集めたわけではないというあたりに納得できたのが理由です。
こちらの記事で詳しく解説しています。
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分配利回りが落ちる点には注意
残念なことに、日経平均高配当株50指数連動型ETF(1489)と比較すると、iシェアーズMSCIジャパン高配当利回りETF(1478)のほうが分配利回りが劣ります。
そりゃ分配利回りの高い上位50社を選ぶETFと、配当性向の高い企業上位5%を除外するETFだったらやむを得ないところではないでしょうか。
まとめ
資金量の多い方にはどうということはなくても、私の場合には日経平均高配当株50指数連動型ETF(1489)を買ってしまうと、他の銘柄への資金がかなり圧迫されてしまいます。
その点資金的にも小回りの利く「iシェアーズMSCIジャパン高配当利回りETF」であれば、暴落時に少しずつ買い下がるという時間的分散もできます。
現時点ですぐに購入というのではなく、また株価が落ち着いたころに買おうとは思っていますが、ETFはそれ自身が分散されたものですし、こういう商品を覚えておくと暴落時に銘柄選定で悩む必要はないかもしれませんね。
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