伊藤忠商事から持ちかえた、三菱商事の株式を買い増ししました。
当時の記事はこちら。
この時より株価が下落したことを踏まえ、買い増しのタイミングとして試してみました。
三菱商事の株価
前回、伊藤忠商事から持ちかえた時の株価は、3,030円でした。
現在の株価はこんな感じ。
最新の三菱商事の株価 ≫ yahooファイナンスで確認する
本日私が購入し、約定した株価が2,667円でした。
第1回のナンピン時の下落率としては、元も株価からは約12%ダウン。
果たしてこれが正解だったのでしょうか?
端株から単元株を目指した過去の反省
端株から単元株化を目指した銘柄には、KDDIやJT、岡部、ヤマダ電機といった銘柄があります。
それらの反省としては、ナンピン時のタイミングが早すぎて、最終買い付け価格が思うように下がらなかったということです。
現時点では、特にナンピン1回目というのは慎重に行くべきという結論に至ってます。
ナンピン時の株価下落率と端株の取得数
今回は12%という株価の下落に乗じて購入してみました。
ただ、口座に入っていたお金が10株分しかなく、やむなく10株分だけのナンピンとなりました。
下の図は、ナンピンするタイミングが一緒でも、平均的にナンピンするより取得時の株式数を徐々に増やしたほうが、平均買付株価が下がることを表しています。
こちらの記事を合わせてご覧ください。
こう考えた時に、今回のナンピンで下がった株価はこのようになります。(最下段が集計)
買付株価 | 取得株数 | 投資額 |
---|---|---|
3,030 | 20 | 60600 |
2,664 | 10 | 26640 |
2,908(現在の取得株価) | 30 | 87240 |
せっかく株価が10%以上下落していたにも関わらず、取得株数が少なかったために、現在の取得株価を大きく下げることができず、3%ほどしか下がっていません。
ナンピンのシミュレーション
今回資金があって、計画通り前回取得株数の倍の株数を買付できた(10株→40株)と仮定すると、シミュレーション上の株価は2,786円となります
買付株価 | 取得株数 | 投資額 |
---|---|---|
3,030 | 20 | 60,600 |
2,664 | 10→40 | 106,560 |
2,786(シミュレーション上株価) | 30→60 | 167,160 |
株価は約8%近く引き下げることに成功しています。
初回の買付株数とナンピンは計画的にいってみよう
単元株化して10万円の株と、30万の株というと、単元株化するまでの時間はやはり異なると思うんですよね。
以前の記事でも書いているように、取得株数が増えれば増えるほどナンピンした時の株価への影響は小さくなります。
そう考えると、初回の買付株数の20株というのは、いくら伊藤忠商事からの持ち替えと言えど、もっと慎重に判断するべきだなと思いました。
現時点で、「端株投資ゆえのナンピン戦略」は私の中で答えは出ていませんが、いずれ「このブログを読んでくださってる方だけに提案できるような答え」が私の中でも導き出せるといいなと思います。
まとめ
今の下落はまだまだ序章かもしれませんし、ただの調整で下落相場は終わりかもしれません。
いずれにしてもナンピンは急ぐ必要はありません。
ご自分の資金量と調達力によっていろいろ考えてみると、損益だけではなく、投資の楽しみというものもあるのではないでしょうかね。
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