いろんなサイトに登録するたびに頭を悩ますのがIDやパスワード。
多くの場合はIDとパスワードという2つを認証することでサービスの利用が出来るようになります。
IDは比較的メールアドレスで認証してくれるところも多いですが、問題はパスワード。
近年では不正アクセス防止などの面からも、パスワードの使い回しはやめましょうと多く叫ばれています。
でも実際にその都度パスワードを作るのは大変。
しかもサイトごとに別々のものを管理するのはとても大変なので、ここでは私が使っている「覚えやすいパスワードの簡単な作り方」をご紹介します。
なお万一パスワードが解析され不正アクセスされても保障は致しかねます。あくまで参考としご自分の判断として運用してください。
パスワードのベースを作る
まずパスワードのもとになるベースを作ります。
誕生日をベースにしてもいいですし、名前をベースにしてもいいと思います。
誕生日をベースにする場合
西暦2000年5月3日生まれの人の場合ですと、あくまで例として以下の様なパスワードが作れるかと思います。
000503 | 20000503 | 2000may03 |
多くの場合には英数字が推奨されていますし、上記の中でしたら「2000may03」というのが好ましいでしょう。
名前をベースにする場合
名前をベースで考えた時にはどのようになるでしょうか。
例えば山田太郎さんをローマ字に変えるとYAMADATARO(U)となります。
ここから母音を消してしまうと「YMDTR」となります。
公式を入れてみる
これら以外に、公式をベース部分に組み合わせるのも一つの手です。
円の面積は、半径×半径×3.14ですよね。
それを「314rr」といった具合です。
名前と誕生日を組み合わせる
もし短ければ、これらを組み合わせベース部分の作成をします。
山田太郎さんが2000年5月3日生まれだった場合には、「ymdtrmay03」とします。
これでパスワードのベースはおしまいです。
利用するサイトやサービス名を付加する
ベースとなるパスワードだけではサイトごと使い回すようになりますから、次に利用するサイトやサービス名を付加して、パスワードを肉付けします。
ここではYahooを例に挙げすと、「yahoo+ベースになる部分」といった具合です。
名前でベースを作った山田太郎さんの場合には、「yahooymdtr」というパスワードになりますし、誕生日で作った5月3日生まれの人でしたら、「yahoo2000may03」となるわけです。
もう少し強いパスワードを狙ってみます。
マイルールでパスワードを独自化する
恐らくここまでの方法でパスワード運用されている方は多いと思いますが、ここからはご自分のマイルールでパスワードを独自化する方法をご紹介していきたいと思います。
あくまで例として、ご自分のルールを確立させていただきたいと思います。
大文字を使う
「サイトによっては大文字を入れなさい」というサイトもあります。
そこで、ここでは上で紹介した、サービス名を大文字に変換します。
「例:YAHOOymdtr」といった具合です。
もちろん、Yだけ大文字にして「Yahoo」でもいいですし、母音を大文字にして「yAhOO」でもいいです。
記号を使う
記号を入れなさい、というサイトは結構意地悪なのですが、私のなかで簡単なのが@を使う方法。
上記の例ですと、「Y@hooymdtr」と、aを@に変換します。
人によってはSを$にできる人もいるかもしれません。
a | → | @ |
f | → | 「 |
c | → | ( |
s | → | $ |
y | → | \ |
kを<でもいけるかもしれませんし、あくまで例です。
使えない記号などもありますから、ご自分で連想できる記号をお使いください。
数字に変換する
これは私も結構使ったりします。
ここでも例をあげます。
o | → | 0 |
iやl | → | 1 |
s | → | 5 |
b | → | 6 |
それぞれを組み合わせる
後はこれらを組み合わせていきます。
先ほどの山田太郎さんのYahooの例で行きますと、
「Yah00ymdtr」と、サービス名に大文字、数字を組み合わせてつくることもできますし、「YMDyahoot@ro」苗字と名前でサービス名を挟んでしまうやり方もできます。
この辺りはご自分のルールで作っていけばよいかと思います
パスワードの強度をチェックする
最後に、作ったパスワードの強度をチェックします。
今回使用させていただいたサイトはすでに閉鎖されたようですけど、パスワードチェッカーといったワードで検索するとほかにも出てきますのでお試しあれ。
パスワード作成の推奨は、大文字小文字はもちろん、同じ文字が続かないようにとか、記号を入れてとか言われますけど、そうかといって記号が使えないといったサイトもあり、なかなか覚えやすいパスワードは作れませんので、どこかで妥協も必要かと思います。
パスワードを解析する技術も日進月歩で進化しますし、安心しきらないためにも、ほどほどのパスワードでいいかもしれませんよ。
▽それでも増え続けるパスワード。私はこのアプリで管理しています。
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