子どもにお金への意識を持ってもらおうとする親は少なくないと思います。
我が家でも将来の備えには、貯金だけではなく投資というものの選択肢も持ってほしいと思いつつも、「株を買うと損をする」「投資は損をする」といった考えを持っており、まあ焦らずに説得を続けてみようかと思っているところです。

なんでこいつは株を買うと損をすると思っているんだろうか?(まあ、ある意味事実ではあるけど(;^ω^))
そこでこれに関して少し古い話なのですが、以前書いていたブログにちょっと面白いネタが眠っていたのを思い出したので、こちらで紹介させていただきたいと思います。
ゲームを通して感じた子供のお金への意識
2014年1月4日に書いたもので、そのままコピペしています。
当時交通事故に遭い、4カ月という入院を経て自宅に戻った正月の出来事です。
皆様、あけましておめでとうございます。
本年もよろしくお願いします。
さて、年末年始の休みも残すところわずかになってきています。
このお正月は長男も退院したため、当初の予定よりゆっくりできたと思います。
タイトルの件ですが、子どもと一緒に人生ゲームを何度かやっていました。
多くの方がご存知だと思うのですが、わたしも何十年ぶりかにやりましたので、こんな風だったかぁ~と思い出しながら楽しみました。
人生ゲームは簡単に言えばスゴロクで、止まったマスのイベントでお金の受け渡しをしながらゴールを目指すものですが、結婚したり子どもが産まれたり、保険に入ったり、株を買ったりします。
その中で子どもが言った言葉が、
「保険に入ったほうがいいよ。」
とか、
「株は損するから買わないほうがいいよ。」
と言う言葉。
う~ん、子ども的には結婚や子どもが産まれると言う事は抵抗ないようですが、株だとか保険ということには当たり前だけど知識がないようですね。
もちろん損が発生するイベントもあるのですが、とりあえず子供の手前、株を買ってみました。
そのまま進行させるとなんとタイミングよく株が上がるマスにとまり、「損するばかりじゃないんだよ?」とだけ諭しておきました。
私の実家は自営をしていたこともあって、他の家庭より比較的早い時期から金融関係の話とかシビアに聞かされていたこともありますが、投資と言うものをはじめてからは結構さらっと入り込んだ気がします。
学校で教えること以外のこと、特にお金関係の話は日本ではタブー視されがちですので、親が今のうちからすり込みながら教えてやらないといけないのかなぁと思った正月でした。
改めて保険や株についてこの時の話を聞いてみた
今は高校生になりましたが、この時のことを聞いてみました。

昔、人生ゲームってやったじゃん?

うん、やったね。

なんで保険は入ったほうがいいって言ってたの?

途中で保険に入ってないとお金を取られるマスがあって、その時に保険に入ってるとお金をもらえるから。

なるほど・・・!確かに

あと、あがった時にお金がもらえるから。

なるほど!!
実は人生ゲームって作られた年代によってマスの内容が違うみたいなので、現在のものがどういう作りになってるかわからないけど、あがった時に満期になってお金がもらえたような気がします。

じゃ株は?

持ってなくても損しないから。

なるほど!!
この辺りの考え方は、うちの後輩が投資をしない理由にもかなり当てはまってる気がします。
確かに株を持っていて損をする、得をするというマスはありますが、持ってないから損をするということはありませんでした。
またゲームの進行上、結婚をしたり株を買うというイベントは前半ですし、株で損をするというイベントは後半です。
その時に損をするマスに止まると、ゲームのルール上不利になるのは確かかもしれません。

なるほど・・・
桃鉄ではどうだった?
我が家では昔から、年末年始の時間があるときにゲームを買って夜更かししていました。
その時の1本がすごろくゲームの桃太郎電鉄。

桃太郎電鉄が桃電ではなく桃鉄(モモテツ)と呼ばれるのは、その前に発売されていたRPGゲーム桃太郎伝説(モモデン)と被るからなんだ。

そんなん知らんし
と、まあそんな話は置いておいて、息子には妻ともども毎回ボロカスにやられてました。
桃鉄をやったことがある方はご存じだと思うのですが、あのゲームはすごろくで止まった駅の地場企業を買い、それらの収益を巻き上げながら資産を作っていくというゲームです。
時にはいろんなイベントが発生して、損をすることもあるのですが、そのゲームでは積極的に買ってたんです。

桃鉄でも物件を買うと損するイベントが発生するけど、積極的に買ってたのは何で?

ん~、わからん。でも、あえて言うと・・・

うんうん、あえて言うと?

そういうゲームだから。

ごもっとも( ̄▽ ̄;)
お金の価値観は小さなうちから刷り込みすりこみたかった
子どもにとってのお金の価値感というのは、たしかにゲームなどからの要素も大きいのかもしれません。
実際私も株のファミコンソフトには結構ハマりました。
こうして考えると、妻が投資を始めてみると決断してくれたことは、うちの子供たちにとってみるとかなりプラスに作用すると思うのですよね。
株式に限らず、貯金だけではお金が増えないということを、いろんな機会を作って話していきたいと思います。


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