障害を抱える子を持つ親としてベーシックインカム導入には賛成

最近何かと目にする機会が増えたベーシックインカム。

その制度には賛否両論あります。

現時点では漠然としか私も認識していませんけど、あくまで私の個人的見解で書いてみます。

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ベーシックインカムに対する考え

ベーシックインカムに賛成

すでにいろんな討論の場では、貧困対策や少子化抑制、生活苦を原因に起きる犯罪が減るとか、定期的な収入があるために働き方や生活スタイルに余裕が出来るとか言われています。

働かなくても収入が得られることから、勤労意欲が・・・とか言われていますけど、今噂されている額では十分な収入にはならないと思います。

ですから、私はベーシックインカムがあっても普通に働くと思いますけど、万一の病気やケガに対する不安は解消されると思いますし、基本的にはなんとなく導入されるといいなぁと思っています。

ベーシックインカムが支給される人とそうでない人たち

現在の生活保護の制度をエサに、中国から入国させて生活保護の申請をさせる輩がいると一時期話題になりました。

仮にベーシックインカムが実施されたときにどういった形で着地するようになるか分かりませんが、現段階で私が思うのは、日本の制度ですから、原則日本国籍を持つものが受け取るべきものだと思います。

移民政策

少子化による日本人口の減少を抑えるためにも移民の受け入れをしようという話があります。

例えば先ほど私の考えでいえば、ベーシックインカムの海外移民者への支給は制度上難しいものになりますね。

あとはすでに国内に住んでいる外国人への支給など、とてもデリケートな問題もあります。

思わしくない養子縁組

某政党が行った1人26,000円の子ども手当が取り沙汰された時、途上国の子供との養子縁組をし、子ども手当を受け取ろうとした事案がありました。

一人に対し支給されるベーシックインカムの場合、こういった子供やお年寄りとの扶養実態のない養子縁組が増え、不正受給などの問題が起きるのではないか?と思っています。

亡くなったけど届けを出しておらず、親の年金を受け取っていたというニュースもありましたね。

やはりベーシックインカムの導入には長く慎重な討論というものが必要な気がします。

障害を持つものとベーシックインカム

さて、これらの難しい問題は頭のいい人に考えていただくとして、我が家の場合にあてはめて考えてみたいと思います。

うちには高次脳機能障害を負った息子と、自閉症スペクトラムの息子がいます。

高次脳機能障害の息子とその交友関係について

自閉症スペクトラムの息子と過ごした11年と将来のこと

娘は左半側空間無視という障害がありますが、なんとなくですがうまく社会に適合できそうな気がしてます。

ベーシックインカムと高次脳機能障害の息子

事故前、もともと理数系が好きだった息子は、将来科学者になりたいと言っていました。

≫ 交通事故の被害者の生活をちょこっとだけ語ってみる

事故後、点滴や注射がよほど苦しかったのか、痛くない注射針を作りたいと言っていましたが、元の生活に戻るにつれて高次脳機能障害というものを私たち親も痛感するようになりました。

現在は精神手帳を保有しています。

高次脳機能障害とは

クモ膜下出血を患った元globeのkeikoさん。
小室哲哉さんの引退会見の時に、小学校4年生の漢字のドリルを・・・といった会見でもありましたが、頭の中で起きた出血の場所によっても障害内容やの度合いはマチマチです。

事故当時は漢字の認識は無理とも言われた息子でしたが、いろんなリハビリを経て現在は県立高校に通っています。

成績は普通くらいですが、とにかく対人面で人と話すことや協調することが苦手です。

学校という組織の中にいる場合にはなんとかやっていけると思いますが、会社や組織に出た時にうまくやっていけるのか?というのは不安のタネです。

「甘えるな」という意見もあると思いますが、あくまで交通事故の影響というのは後天的なものでして、事故前の自分と事故後の自分、それを見る周りの目というものに一番悩んでいるのは息子自身だろうと思います。

ベーシックインカムと発達障害

自閉症スペクトラムを持つ息子。

小さい頃は訓練次第でなんとかなるんじゃないかと思ったんですけど、根本的に出来ないこと、苦手なことと言うのはありまして、現在は小学校の特別支援級に通いつつ、放課後デイサービスなどの利用をしています。

療育手帳の申請もしましたが、ぎりぎりボーダーラインを越えてしまったためもらえず、現在は精神手帳を保有しています。

この先は、中学で同じように支援級に通い、フリースクールなどへ進むようになるのかなぁと漠然と感じています。

子供たちの就職と将来の収入の不安

子供たちが将来社会に出る歳になった時、なにも障害のない子供たちと同じように働いて収入を得られるのかというのは大きな不安です。

うちの子供たちが、どういう形で収入を得るようになるかというのはまだ分かりませんが、障害を持つ人が健常者と同じように働いて同じだけの収入を得るということにはなかなか難しい面もあろうかと思います。

息子の通うデイサービスでも、一見普通の子供たちが通っています。

以前、息子の高校の進学の選択肢の一つとして、フリースクールの説明会に行った時に、そこの運営者から聞いた話です。

「大学に進学、就職してもなじめずに辞めて、ここへ帰ってくる生徒も多いんです」

「この子たちの仕事(内職のような仕事)を確保する為に企業を廻り、この子たちに出来る仕事をもらってくるんです」

「この子たちが帰っても、納品できない商品は私たち(指導者)が手直ししています」

どうですか?

障害者として手帳を持つものはそれなりに国から手当てが出るような制度もあるでしょうけど、ぎりぎりボーダーを越えてしまったものは、何も持たないものと同じように自力で収入を得る必要があるのです。

もちろん手帳を受け取るレベルの障害を持つ人の中には、日常生活そのものが困難な人もいらっしゃることでしょうから比べるわけにもいきませんけど、いずれにしても大きな心配事です。

企業の障害者枠

就職には企業の障害者枠という形で就職することは可能でしょう。

ただ、そういった企業も建前は差別なくと言いますが、実態は給与面や昇進という面では圧倒的に不利な状態なんじゃないかなと思います。

ベーシックインカムで子供たちの最低限の収入を確保

いろんな問題がクリアされてベーシックインカムが実現した時には、子供たちには将来ある程度の収入が確保されることになります。

順番で言いますと私たち親は子供たちより早く死ぬことになりますので、障害のある子供をもつ親にしてみるとグッと安心出来ると思うんですよ。

家を持つこと

私は持ち家派です。

投資界隈では、家は資産ではなく負債だからと笑う人もいるでしょう。

災害のリスクが・・・という恐れももちろんあります。

でも街中歩いていて交通事故にあうリスクだって、原因不明の病気になるリスクだって言いだしたらキリがありません。

私にしてみるとが障害をもつ息子たちに与えられる収入の一つにしてやりたいのです。

本人達が住んでもいいし、賃貸収入として分けあってもいいです。

戸建て住宅と言うのはきちんとメンテナンスをしておけば、結構もちます。

なので、将来的には今の家ほど大きくなくてもいいので、もう1軒、当面は賃貸目的で家を買いたいのです。

投資をすること

ついでに書いてしまうと、私が投資をすることで、子供たちに「投資でお金に働いてもらう」という事を身近に感じてほしいというのもあります。

まだまだ少ない配当収入なんで、もっと増やしていきたいとは思ってますが。

まとめ

こういった制度の裏側には、私が知らないだけで大きなデメリットも隠れているとは思いますし、当然財源の問題もあります。

実際に実現するのは難しいかもしれませんけど、現在の年金受給者と現役世代の年金の不平等感の解消や、生活保護をベーシックインカムへの切り替えなどで財源が確保されて、ベーシックインカムが現実的な討論の場にあがるといいなぁと思います。

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コメント

  1. koma22 より:

    JIROさんこんにちは。
    私はBI反対側ですが、それとは別に日本は障碍者支援が妙に手薄い印象はあります。
    障碍の種類も程度も千差万別で制度設計が難しいのはあるんでしょうが。。。

    賃貸経営、息子さんたちもうまくマスターしてくれるといいですね。

    • Jiro より:

      koma22さんこんにちは
      障害を持つ者への支援は難しいですね、またそれを装って不正に受給するものも出てくるでしょうからなおさらです。ベーシックインカムが実現するようなことがあればこれらの不公平感も解消できるとは思いますが、やはり前例なきものを作るのは賛否含めて色々議論されるべきだと思います。
      賃貸経営してくれてもいいし、住んでくれてもいいしとは思ってます^^