Tポイントで株式投資ができるネオモバイルを追いかけ、とうとう楽天証券が楽天スーパーポイントを使って株式投資をすることができるようになります。公式 ≫ ポイントで株投資始まる
楽天カードで投信を積立ポイントをゲット、そのポイントを使って再び投資をするという戦略を取っていた人も、ネオモバイル証券のTポイントで株式が買えるという魅力にとりつかれた人は結構多かったように思います
いずれこの情報についても色々詳細がわかってくるとは思いますが、まずはわかっていることをまとめたいと思います
楽天証券でスーパーポイントを使った株式投資ができるのはいつから?
2019年10月28日から株式投資をすることができるようになります。
10月26日のシステムメンテナンス以降、ポイント利用の設定ができるようになる予定です。
システムメンテナンス終了後楽天証券ウェブログイン後、設定・変更(右上)→ポイントからポイントの設定を行うようになります。
▽設定の方法はこちらからご覧ください。
楽天スーパーポイントで株が買える対象の取引
楽天スーパーポイントを使って購入できる銘柄は、国内株式の現物取引となり、IPOなどは除かれます。
そして買い注文のみとなっているのも見落とせないポイントではないでしょうか。
1株から買える端株投資はできない
ネオモバイルを意識してきているのではないか?と思うと、つい1株単位で株が取引できるようになる?という期待もしてしまいますが、現状の楽天証券の単元未満株の取り扱いはありません。
分割などで発生した単元未満株については、発行会社に買い取り請求をすることで現金化することができます。公式 ≫ 単元未満株の取り扱い
私が使いにくいと言っていながらSBI証券をひいきにしてきたのはその為です。
ただ、あと1か月ありますし、何か面白いことを残している可能性も否定はできませんね。
▽2023年から端株投資ができるようになりました
楽天スーパーポイントは1ポイント1円で手数料にも充当できる
ついネオモバイル証券の感覚に慣れていると「・・・ん?」と思われた方もいらっしゃるのではないでしょうか。
楽天証券で株式を購入したときには下記の手数料が発生します
取引金額 | 税別手数料 |
---|---|
5万円まで | 50円 |
10万円まで | 90円 |
20万円まで | 105円 |
以下こちらを参照してください。公式 ≫ 楽天証券超割コース
こうしてみると安くなりましたね・・・
ちなみにこの手数料の1%はポイントバックされます。
また、楽天証券でNISA口座では口座を開設していらっしゃる方も多いと思いますが、NISA口座では株式取引手数料がもともと無料です。
なのでNISA口座では手数料無料となるため株式に全充当が可能になると思われます。
注文の際にはすべて現金で充当できる現金が必要
10万円の株取引をした場合、注文を入れるときには10万円の現金が必要になります。
取引が完了後、ポイント分が差し引かれて決済が行われるので、ポイント分が手元に残るということになります。
使えるポイントの利用上限
ポイントの利用上限は、1日50万ポイントまで、かつ1ヶ月50万ポイントまでとなりますが、利用上限は会員のランクによって変わってきます。
こちらは先にリリースされている、投資信託の買い付けに利用できるポイントの上限を表にしたものです。
ダイヤモンド会員 | ダイヤモンド会員以外 | |
---|---|---|
1注文 | 50万ポイント | 3万ポイント |
1か月 | 50万ポイント | 10万ポイント |
ポイントを使った投資信託の買付の場合には、ダイヤモンド会員のみが50万ポイントとなっており、それ以外は1日3万ポイント、1ヶ月10万ポイントとなっていることから、これに準拠していくことが予想されます。(あくまで予想です)
期間限定ポイントなども利用できるポイントからは省かれます。
ポイント投資は投資信託の取引と株の取引、どちらが優先される?
なかなかケースは少ないとは思いますが、同日に投資信託と株式を取引した場合、投資信託の方にポイントが優先されます。
積立設定などをされている人は注意したほうが良いかもしれません。
ネオモバイル証券と比較してどちらが使いやすい?
端株投資という点ではやはりネオモバイル証券のほうが圧倒的に使いやすと思います。
ただポイントの貯めやすさといった時には、楽天のほうがはるかに貯めやすいはずです。
あくまで「ポイント投資はおまけ」というスタンスであるべきとは思いますが、やはり株式投資に至ってはネオモバイル証券のほうが使いやすいといった印象です。
まとめ
まだまだ楽天証券のポイント株取引に関しては詳細になってない部分もありますので、今後徐々にわかってくるとは思いますが、いずれにしても楽天証券が再びSBI証券を意識しだしたという事実には変わりがないことと思います。
今後ますます投資の環境が整うことは歓迎したいところですが、必要な収益は確保していただいて、どちらかの消耗戦にならないことだけは願いたいところです。
\大事なことを忘れないようにしましょう/
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