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きっとこの家は息子たちの生活を支えてくれるはず

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もうどれくらいになるかな?母の実家へ行った時の話の記事を書いたのは。

持ち家が負債と言われるわけが少し理解できた週末
少子化という問題を抱える現代社会において、住んだものが「住まなくなった家を処分する」というのはこれからの社会において大事問題解決の一つではないかと思いました。

先日、その家に住んでいた叔父さんの1周忌ということで、再び母の実家を訪れました。

そこで感じたことを少し書いてみたいと思います。

叔父は障害者の作業所なんかで働いていました。

その理由は私はまだ幼かったからのことをあんまりよく知らないんですが、父から聞くに「非常に頭が良くて、その当時にしては英語も堪能だった。それが災いして、職場で今でいうパワハラのような妬み僻みの対象になったため、次第に精神を病んだ」と。

確かに葬儀のときのメモリアルムービーに出てくる私の知らない年齢の叔父は、いたって普通の笑顔をしてました。

そして「この頃が一番人生の春だった」という辛い書き添え。

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兄弟が全員出て行った家を最後まで守った叔父

前後関係はわからないけど、私の母が父の転勤について名古屋へ引っ越し、その妹(叔母)も実家を離れ、残りの兄弟たちもその家を出ていったので、最後に残ったのが祖父母と叔父の3人家族。

祖父が亡くなり、祖母が亡くなり、そして1人になったその家に残った叔父。

放置されたままの壊れた掃除機

私の母たちとどんな交流があったかはわからないけど、少なくとも年に何度も会うような関係ではなく、下手したら数年に1度とかっていうレベルだったはず。

祖父母の最期を見送って私の母たちに連絡をしてきたのは叔父だったはずだけど、当の叔父は兄弟や家族に見送られることなく施設で亡くなった。

この家でどんな生活をしてたんだろう・・・と、なぜ気になるのかというと、そこには我が家の話が。

今、我が家には私たち夫婦と3人の子どもたちが過ごしてますけど、いずれ下の息子も出ていくようになるだろうし、娘も嫁いでいくだろうと思ってます。

それぞれがどこへ行くのかっていうのはわからないけど、最後にこの家に残るのはきっと高次脳機能障害を抱えた長男。

ひょっとしたらこの子も自分たちが先に死ねば、この家か施設かで、ひっそりと自分たちのもとに来るんだろうかと。

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持ち家の相続人の住居費を圧縮してくれるはず

現在、息子は障がい者年金の申請をしました。

受給の可否はまだ来てませんけど、仮に受給できるようになったとしても、それだけでは生活することはできません。

作業所のようなところで安く働くようになるのか、はたまたそれなりの企業に障がい者枠という形で潜り込めるのかはわかりませんが、現行のような法整備ではきっと十分に満足のいく収入が得られるとも思えません。

国民総活躍社会と言いながら障害者の雇用水増しのこの問題ってどう?
障害者雇用促進法が民間企業はおろか、国や行政でも機能していないというのは、1億人総活躍社会には程遠い現実なのではないでしょうか。

でも、ひょっとしてこの家が最後息子が住むようになれば住居費は相当に圧縮することができるので、あるいはそれなりに生活できる可能性があるかも。

何十年か後に、今の家が、その時代の家の規格に合わなくなっていたとしても、住むところがあるということで住居費が圧縮できるというのはとても大きいわけで、最悪、土地はそのままこの家を取り壊して、必要なサイズの家を建て直すことも選択肢かもしれない。

母の実家は現代では決して資産となりそうな立地ではなくなったが・・・

そうかといって我が家も決して便利な街ではないので、近所の生活インフラが変わってどんな時代が来るかはわかりませんけどね。

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負債になるだけが持ち家の結末ではないはずだ

叔父にしても同じですが、息子にしても持ち家がなかったとしても公的な住宅だとか生活保護といった形で生活することはできるかもしれません。

でもあれって、まず肉親による生活援助が必要とのことで、その時にはきっとほかの兄弟の負担になることだってあるかもしれないから、基本的には本人たちが本人たちの得られる収入の範囲で生活できるに越したことはないって考えます。

そういう状態で持ち家というのは先ほども触れたように住宅費を小さくすることが可能なので、息子の生活コストの圧縮、そしてほかの兄弟への負担軽減といったことができるようになるのであれば、この家はきっと資産になってくれると思う。

なにかと持ち家は負債だと言いたい人たちはいる様だけど、決して負債になるだけが持ち家ではないはず

あとは自分が保有している株式。

たぶん前にも書いたことあるけど、自分が資産運用しているのは「FIREして働きたくない」とか、「老後にいい暮らしがしたい」、「なんなら使い切って死ぬ」なんていう、自分の代だけの資産運用をしてるわけではなく、息子に相続して少しでも足しにしてやりたいという思いなのです。

それだけに息子本人にも資産運用をさせて、その資産の特徴や使い方も教えておきたい。

あとツイッターのフォロワーさんからは障害をもつ子どもの将来のために親が掛ける保険というのの存在も教えていただきました。

今はまだ教育費がピークなのでそこまでの余力がないけど、そういうものの活用も視野に入れながら息子がお金に困るということのないようにしておきたいし、そうかといって、持ち家が本当に負債となって次世代に渡ってしまわないように、自分の代での出口戦略というのも考えておきたいと思ってます。

株式の贈与を機にFXをやめてよかったと痛感
もともとFXでトラップトレードをしていた私。 FXのような証拠金取引って非常に効率がいい反面、元本を~続きを読む~
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2008年ごろからFXで資産運用を開始、2015年のロスカットを機にして投資手段を見直して端株投資に行きつく。
すでに失敗することのできない年齢であることから、株式やインデックスを使って着実に資産運用を行う。
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