20歳から強制的に加入させられる国民年金。
自分も経験あるんですけど、せめて学生の間くらいは勘弁してくれよって思ったりしません?
親になった今、息子はまだ学生でバイトとかもできないので、親の私が払ってます。
なので、なおさらそう思います。(現在は学生特例中)
ん~、なるほど。
でもね、もしも払わなくって後悔するときが来てしまったら遅いですよ。
若いうちに国民年金の世話になることがあるかも
多分冒頭に紹介した国民年金を批判するような意見、たしかに私の世代も含めて大多数の人は払い損になるかも。
でもそれって実は幸せなことで、ひょっとしたら明日からもらえるような年金があることも知っておきたいところ。
それが遺族年金と障害年金。
若いうちから遺族年金ってのは世話になることは少ないかもしれないけど、障害年金だけはガチで明日から、いやこの後数時間後にはお世話になるような災いが降りかかるかも。
交通事故や病気やケガによる障害年金
もう何年になるかな?私がはじめて私が障害年金というものの存在を知ったのは、テレビの特集でした。
20歳を過ぎて、交通事故で寝たきりになったけど、国民年金を払ってなかったというお話。
割とこの手の話はネットにも出てるので知ってるっていう人もいるかもしれないけど、なかにはたった数日の違いで障害年金がもらえなくなったという話も出てくるみたいです。
親は年々歳を取りますし、もちろん長期的な収入が増えるということは見込めないです。
なので、本人にとっても介護をしている親にとっても辛い事例。
そんな時、きちんと国民年金を払っていれば(手続きをしていれば)十分ではないかもしれないけど障害年金を受けとれる可能性があります。
特に20歳というと車やバイクの運転をするようになりますし、もちろん若さゆえの無謀運転で事故をするということは十分にあります。
私自身も昔はバイクで事故をした経験があるだけに他人事とは思えませんでした。
事故だけではなく事件に巻き込まれるかも
自分は車の運転しないから大丈夫っていう人は少ないと思いますけど、都会住みで乗る機会が少ないっていう人はいるかも知れないから、事故の確率は限りなく低いっていう人もいるかもしれないですね。
でも近年、暴走車両が歩道に乗り上げて巻き込まれるケースや、ブレーキの踏み間違いなどで建物に車が突っ込んでくるようなニュースは後をたちません。
つまりどこにいようとも事故に遭うリスクは潜んでいるわけです。
あとは地下鉄サリン事件のような事件や刃物を振り回す暴漢に襲われるといったリスクは、ひょっとしたら身に降りかかるかもしれない。
にも関わらず、我関せずでいられるのは危機管理が甘いとしか言えない。
実は隣の同級生は国民年金払ってるぞ
じつは今でこそこんなこと言ってる自分も、大学生当時払ってませんでした。(現在は全期間払込済み)
もちろん国民年金の存在は知ってましたし、払い損になるというのも当時から知ってました。
でもそれだけだった。
障害年金というものの存在や遺族年金というものの存在を知らなかったし、そもそも一緒にいた同級生から国民年金の支払いに関する話をしたこともなかったから、みんな払ってないと思ってました。
実際に払ってなかった同級生もいたけど、払ってる同級生も当然いて「え?お前払ってないの?www」って言われる始末。
みんな不満は口にするけど、払ってるやつはきちんと払ってたんですね。
たまに「誰も教えてくれなかった」っていう人もいるけど、多分学校とかにもポスターが貼ってあったりしますし、払うのが当然だから「いちいち言わなくても払ってるよね?」っていう、「教えてくれなかった」っていうレベルとは次元が違う話なんです。
実際に国民年金に加入せずに泣きをみた例は数しれず
いずれ就職すれば嫌でも厚生年金を払わなければならなくなるわけですし、国民年金を払ってないことで、それ相応の年金が減額されたとしても、それは実際に受け取る時には大きな金額の差にはならないかもしれないです。
ただ、その受け取る期間までに万が一のことがあって泣きをみている人というのは少なからず存在してます。
そして国民年金は、その受給資格が満たされる限りは受け取り続けることが可能なのも特徴。
受給要件を満たす限り受け取り続けることができる年金
当時小学5年生だった息子は、交通事故で体にもマヒや頭にも高次脳機能障害という障害が残りました。
そして以前申請していた息子の障害年金が、この度無事受給が決定しました。
いろんなことに興味を持って図書館に通ったりして、将来は科学者になりたいって言ってましたけど、現在はとにかく記憶が定着せずに不自由してます。
就職先も障害者枠で探してはいますが、とにかくできることが限られるので、実際の就職は難しいのが現状です。
なので健常者と同様の賃金を受け取ることは難しそう。
でも低賃金ながらも働きつつ、障害年金で不足分を補えれば、なんとか生活はできるかもしれないし、その年金は受給資格がある限り受け取ることができます。
年金だけでは十分ではないのも事実なので投資で底上げをさせたい
ちなみに息子が受け取ることができる障害年金の年額は、わずか80万円にも満たない金額。
これではとても生活はできません。
そこで労働収入と障害年金の次の収入源として、投資による収入を得られるように仕向けてきました。
幸い息子も興味を持って始めてくれたし、私が投資している分も最後は息子に相続させたいと思ってます。
あとは私の持ち家。
この家が息子の住居費を圧縮してくれるのなら、これは大きな財産にもなってくれるはずです。
万が一その身に災いが降りかかった時、収入源はいくつあっても困りません。
そんな一つに国民年金っていうのは十分な収入源になってくれると思いますよ。
おすすめ!こういった年金のことなどの知識を得るには、FP試験っていうのはちょうどいいと思います。特に3級くらいの知識は持っていてもいいと思うので、一度挑戦してみませんか?
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