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リーマンショックの時の恐ろしさを改めて思い出してみた

投資に対するスタンス
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今週は久しぶりに大きく下げた週でしたね。

円高に?株安。

円高要因としてはトランプさんが今のドル高を嫌う発言をしたっていうことは認識してるけど、株安は?

円高で株安??

まああんまり深く追ってはないのでわからないんですけど、気が早い人はすでに「○○ショック(リーマン級)が起きるなら…」みたいなことを言ってる人がいて、思わず気がはえ~よとつぶやいてしまいました。

ずっと円安株高で買い場を探して指をくわえてた人には、今回のような少し大きめの下落というのは待ちに待った場面かもしれませんが、リーマン級というのは少し大げさだし現実を知らなさすぎるなというのが本音です。

そこで今回はリーマンショックの時の記憶の中で少しまとめておきたいと思います。

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リーマンショック級の暴落が来れば、おそらく今の大半は離脱する

最近は老後2000万円問題や新型NISAなどの影響で若い人でも投資をしてる人がかなり増えました。

が、おそらくあのリーマン級の暴落が来れば大半は離脱するのではないかと思ってます。

もちろんその時の自分だってどうかわかりません。

世界的株価の暴落

ちょうどわかりやすい投稿を見つけたのでご紹介。

  • S&P500の過去50年で最も下げたのはリーマンショックの▲52%。
  • 全世界株式の過去34年で最も下げたのもリーマンショックで、こちらは▲55%

単純に言えばこれだけで100万円のオルカンが45万円になるようなもの。

為替の影響が大きかった

当時FXをメインとしていた私にとってはなんといっても為替の影響というのは大きかったです。

ちなみに高スワップで人気だった豪ドルのチャート。

わずか数カ月で半分になるほどの円高。

  • 子供の学資保険を突っ込んだ
  • 結婚資金をつぎ込んだ
  • 会社を辞めてFX専業で食べていくといって早々に借金漬け

こんな話題で持ちきりでした。

ネット掲示板の話なので真偽は不明ですが、大きな下落のあった時なんかは電車の人身事故なんかも立て続いたので、まったく嘘でもないかなと思ってます。

そしてこれは豪ドルだけに限らず、米ドルやユーロ円、ポンド円でも同様の動き。

昨今人気の米株投信や全世界株式投信では為替と株価が掛け算される

最近は米株や全世界株式の投資信託が人気ですが、これらには為替の影響が大きく作用します。

上の綾小路さんの投稿によると「リーマンショックの時の為替の影響を考えると▲60%だった」と投稿されてますが、もし当時のように米ドルが90円近くまで落ちたと仮定すると今の6割くらい。

なので「株価半値の為替4割引き」となり100万は30万円ほどまで評価額が下がる…かもしれないという恐怖。

たぶん為替もそこまで下がらないとは思うけど、コロナショックの時に円高に振れたことを考えると、やはり大きな金融ショックがあったときには為替の影響というのも無視できないように思います。

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リーマンショックの本当の怖さは金融資産の減少ではなく雇用

前に似たような記事を投稿したことがあったんですけど、そのときのツイッターのリプでもらったのが、今は当時とは金融情勢が違うのであの時のようなことは起きない…みたいな反応をもらいました。

まあ起きないなら起きないで結構なんですが、リーマンショックの時に本当に怖かったのは金融資産の評価額の減少ではなく、収入の減少、そして雇用です。

年収ベースで2割超減

まず最初に会社から受けた宣告は給料の引き下げです。

年収ベースで2割以上。

当時はマイホームを買ったばかりだったし、子供たちも5歳、3歳、1歳で保育園。

今のように保育園の無償化もありませんでしたから、毎月の収入はすべて支払いに消えました。

でもその当時の業績を考えると、よく毎月の給料は出してくれたなというレベルでしたし、ニュースを見れば先行きが不安になるような金融危機が立て続き、少しでも貯蓄に回すために小遣いだ投資だというようなレベルではありませんでした。

雇用先の倒産

あと幸い私のところは無事だったんですけど、同業では倒産したところも多くありましたし、大手の会社でもリストラされた人も多くいました。

恐らく耳にしたことはあるかと思いますけど、当時の住み込みの派遣社員がいきなり雇用を切られ、住むとこも追われて逃げ込んだ派遣村と呼ばれるものもありました。 派遣村とは?(Wiki)

サラリーマンにとって当たり前のように入ってくる毎月の給料、これが途絶えるということは、投資はおろか自分たちの生活すらままならなくなる可能性もあり、本当に不安だったのを今でも覚えてます。

たぶんコロナショックで職を失った人や収入が激減した人なら、この辺は覚えてる人が多いんじゃないでしょうか。

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リーマンショック級の暴落があったときに投資は続けられない可能性が高い

リーマンショックの後には世界各地での債券危機、日本では東日本大震災が来てあの民主党政権が続き、日本は円高に苦しみました。

20代準富裕層を自称するこちらの方の投稿、つまり当時は小学生くらい。

当時を経験してない世代にはたった5年かもしれませんが、子どもを抱えた親世代で現金ツッパができる余裕があった人はごく少数です。

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まとめ:リーマンショック級の暴落を買い場と勘違いしないこと

よくこういう少し大きめの下げが来ると、意気揚々としてる人もいるかもしれませんけど、リーマンショックはそんなに生易しい経済危機ではなかったので、リーマンショックの時に買っとけば…みたいな反応を見かけるとそれは違うかな?と。

とはいえ、今のこういう時期だからこそ投資への経験を積みつつ、大きな経済危機に買えるメンタルや資産を身に着けておくのはいい事かなとは思います。

できることならもうこのままそれなりの経済状態が続いてほしいですが。

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2008年ごろからFXで資産運用を開始、2015年のロスカットを機にして投資手段を見直して端株投資に行きつく。
すでに失敗することのできない年齢であることから、株式やインデックスを使って着実に資産運用を行う。
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