12月の投資分のまとめって記事で、お金に関する出来事に書いていたゆうちょからのお手紙の話。
該当箇所はこちら
何度も家に電話したって書いてるあるけど、詐欺だったらどうしよう??
と言って渡されたのはこちらの書類。
(組戻依頼書…?)
これは大丈夫だよ。記帳して確認した上で手続きしてあげて。
ネットバンクを使いだした頃に「組み戻し」という単語を見かけて、それ以来どういうものかは知っていたけど、実際に目にするのは初めてでした。
組み戻しとは誤入金したお金を振込人に戻す手続き
手紙の内容を見てみると、どうも振込人は住信SBIネット銀行から約6万円ほどを振り込んだ様子。
それに気づいた振込人が組戻の手続きをしたっぽいです。
こちらが同封されていた振込金組戻承諾書。
特段変わったこともなく返送するだけ。
誤入金に気付いたら組戻請求させること
内容はたったこれだけのことなんですけど、子どもたちにはいい社会勉強になりました。
それは最近世間を騒がせてる闇バイトや親切心を利用した振込金引き出しによる犯罪。
手口としてはSNSなどでお金を配りますと言っておいて、間違って多く入金をしたからお金を引き出して持ってきてくれというもの。
「お金がもらえる」のと「親切心」からお金を下ろして持って行くと、何も知らないまま犯罪の手助けをしてしまうかもしれないということで、非常に危険。
相手が間違って振り込んでしまっても、金融機関を通して正しくお金を返還する方法があるので、必ずその方法を利用するように
と念押ししました。
組戻承諾書を無視したらどうなる?
そういえばこの記事を書いてて、ふと気になりました。
組戻承諾書をブッチしたらどうなる?
ゆうちょ銀行からの紙面には、
「返金できないって~」って先方に言っとくわ
みたいな感じで書いてますけど、コロナ禍の頃にあった行政からの給付金の誤入金の件から考えても、ちょっとヤバいことになりそう。
調べてみると横領だとか不当利益返還義務違反だとかっていうワードがチラホラ。
まあ世の中には、たまたま何かがあって、その不当に入ってきたお金がないと生活ができないっていう人もいるのかもしれないけど、組戻に承諾しないともっと困る生活になりそう。
通帳レスの現代において誤入金も気づきにくいかも
今回の6万円くらいのお金だと増減に気付かないケースもあるかと思います。
でも何かしら不審な入金があった場合には絶対に手を付けず、なんなら金融機関に相談なりしておいたほうがいいかな?と感じました。
これは最近聞きませんけど、一時期勝手にお金を振り込んでおいて「借した金に利息を乗せて返せ」という押し貸し犯罪が横行したことがありました。
この手の犯罪は本当に一瞬で聞かなくなった感じですけど、定期的には記帳するなどして確認しておいたほうがいいかもしれない反面、ネットバンク以外でも通帳レス口座っていうのが増えてることを考えると、そういうことに気づくのが遅れるってことがあるかもしれないですね。
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