最近SNSを使った投資詐欺が多いようです。
詳細は追ってないのでわかってませんけど、いろんなサイトで流れてくる著名人を使った勧誘サイトの存在は認識してます。
まあこれらのバナー広告を見たところで私自身としては興味がないので他人事のようなことを言ってしまいますけど、実際にフォロワーさんのお知り合いなんかも詐欺られたとのことで、社会問題になってます。
そしてその詐欺のバナー広告に使われた著名人、特に前澤さんなんかは激オコプンプン丸。
あの巨大企業を相手に提訴されました。
ここ数年、私もGoogleをはじめ、Metaにはあんまりいい印象ではなくなったので、こういう人たちが行動に移してくれるのは非常にうれしいです。
とはいえ、我々庶民は詐欺られないように気をつけなければなりません。
投資詐欺にあわないようにできること
証券口座で取引できないような商品に手を出さない
まあなんと言ってもこれに尽きるんではないでしょうか。
基本的に証券口座で取引できないような商品には手を出さないということ。
最近はFXや仮想通貨、ソーシャルレンディングといった多くの投資商品ができましたから、有名どころの証券口座以外でも投資できる環境はありますし、実際に投資という目線で利用されている方はいます。
でもこれらには多くのリスクも伴うし、判断も難しいところ。
その上で特定のサイトやサービスでしか取引できないような商品はまずもってグレーだと思っていい。
そもそも自分にそんな儲け話が来ると思えるのはなぜ?
あと不思議なんですけど、なぜ自分にそんな儲け話が来ると思ってるんでしょう?
選ばれた人だからですか?運がよかったから?
ちょっと前には池上さんの名前を語った犯行で詐欺にあった人もいるみたいです。
確かに池上さんは国民受けがいい人だけど、はっきり言って自分は池上さんのことを知ってても、相手は自分の存在すら知りませんって。
匿名、偽名で利用できるSNSでそんな儲け話を信用できる人を手当たり次第に誘導しておいて、反応がよかった人から食って行くスタイルだから、絶対に信用してはいけない。
利回り5%を越えるものは慎重に判断するべし
投資の利回りをどれくらいに設定するかっていうのはそれぞれ判断が分かれるところでしょうけど、自分の場合には3~4%、高くても5%くらいまで。
最近は株式も好調で円安もあって、オルカンですら5%を越えてたりするんかもしれませんけど、それ以上はラッキーくらいに思ってます。
でも投資をはじめたころの私は、利回りのことしか考えてなかったです。
なのでソーシャルレンディングの先駆けになったmaneoにも登録したしFXにも手を出した。
トルコの債券なんかにも手を出したけど、結局残ったのは投資信託だけ。
でもいろいろ経験した結果言えるのは、利回りが高いものはそれ以上にリスクも高い。
未公開株とか元本保証の高利回り債券が本当に存在するなら、それこそ資金量がはるかに多い本人たちがやってると思いませんか?
そりゃ、急ぎで資金調達しようと思えば銀行よりソーシャルレンディングのほうが早いとかっていうのもあるんでしょうけど、その目利きができるなら苦労はしないです。
それが資産の一部ならまだしも、全財産突っ込むようなことは絶対におすすめしないです。
騙されたつもりでやってみるのも餌になりに行くだけ
こんなこと言っても、実際自分もうまく外堀埋められてシナリオ作られたら騙されてしまうのかもしれない。
それくらい巧妙化してるとは思います。
あと有料商材とかサロンって呼ばれるやつ、あれがまた厄介。
ちょっと前に賃貸運営してる大家界隈で、インフルエンサーの取り巻きが初心者をおだてて、採算のとりにくい新築物件を建てさせたなんてこともありましたけど、組織的に囲まれたらその気になってしまいそう。
なかには、まあ騙されたつもりでやってみるかっていう判断をすることもあるかもしれないけど、投じたお金がなくなるつもりができていてもやめたほうがいい。
多分それやったら次のトラップにハメられるだけだから。
他人が騙されるのはいいけど身内だけは守らねば…
今後冒頭の前澤さんの話がどういう結果にたどり着くのかはわかりませんけど、今のように投資の成功体験が出まわるタイミングというのは特に、こういう詐欺は将来的になくならないと思います。
お金に関することは無関心を装っていても人の欲望って大きいから。
薄情な話かもしれないけど、正直赤の他人が騙されるのは「バカだなぁ…」くらいで済みます。
でも自分の親や兄弟、特に子供たちが騙されるのだけは防がなければならないと思ってます。
いや、当然みんなそれぞれに親兄弟子供がいるわけだから、みんなが守らなければならないこと。
そしてこういう不正なお金が出まわることも社会としてよくない。
みんながそれぞれ身内を守れるような知識と、相談できる環境があるといいなぁとは思いました。
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