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高次脳機能障害になった交通事故の補償も最終段階へ

教育・育児
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このブログにも何度か紹介していますが、うちの息子は10歳の時交通事故に遭い、高次脳機能障害となりました。

現在は身の回りのことはできていますが、一般就労はできずに就労支援B型という作業所へ通っています。

なんと1日の賃金は500円+交通費。

なんなら交通費のほうが高くなるような状態ですが、それでもこの500円というのはかなり条件としてはいいらしいです。

最近は何かといえばFIRE民がもてはやされるけど、歯車の一つになって労働ができるというのは社会への貢献という意味で大変価値があると思います。

さて、そんな息子の事故の補償について進展がありました。

話が進んだのは先日の定期健診でのこと。

就労支援B型に通う息子は、長時間の作業をすると集中が続かず疲れてしまうとのことで、短いスパンで休憩をはさみながら作業をしているようです。

健常者からすると「甘えるな」と言いたいところですけど、脳の仕組みというのは本当に複雑なようで、できないものはできないというのが現状のようです。

そんな様子を聞いた医師がついにこの一言。

そろそろ障害認定、症状固定を考えましょうか。

あれから11年、頑なに症状固定を先送りしてきた医師でしたが、普段の生活から見限ったような感じ。

それに対して私としてもお願いすることにしました。

この先症状の再評価なんかがあって、秋ごろの症状固定、障害認定という形になる見込みです。

気になっているのは障害認定の等級と補償額の運用について

障害認定の等級

やはり気になるのは障害認定の等級。

現状食事や排せつといったことに手がかかることはないんだけど、家族間でも下の子たちとトラブルになることもあって、口を挟まないといけない状態。

三男の療育手帳の時にも感じましたけど、本当にわずかなことが微妙にできるせいで療育手帳の条件には該当せず、結局本人や私たち親も苦労してきました。

それくらい障害認定って細かく分けられてて、微妙なラインで変わってしまったりするので非常に気になるところです。

そしてそれが保険会社との補償額にも影響するとなるとなおのこと。

というのも、自転車を含んだ車両の運転ができない(医師に止められている)息子が病院へ行く手段は公共交通機関となるわけですが、車だと30分から40分にもかかわらず、バスや電車を乗り継いでなんと約3時間。

往復だと6時間もの時間になります。

こういった移動にかかわる金銭や時間に対する対価というものもバカにならないし、もちろんこの先の生活費や人生を楽しむことへのお金も当然に必要なので、ゲスい話をすると、実情より一つでも悪い等級をもらいたいのは本音。

補償額の運用

等級の話は医師も不当にはつけることできないだろうから手が届かない場所の話だけど、自分たちの手が届くところで考えたいのは補償額の運用のこと。

月500円の就労支援で働く息子にしてみると、生涯の逸失利益だけでも大層な金額。

過失割合なんかもあるから全額保証されるわけじゃないんだろうけど、約40年分となると子供の小遣い程度ではすまなさそう。

じゃあそれをどうするのか。

多分生活するだけなら何とかなるのかもしれないけど、ひょっとしたら満足な額ではないかもしれない。

それでも運用すれば、それなりに長期にわたってお金に困ることはないかもしれない。

幸い息子も投資を始めさせることに成功したから、この運用に対しては抵抗はないけど、現時点で保障されたお金を一括で投資するのも恐ろしいのが私の考え。

まあこの辺は確定してからでいいか…とは思うけど、こんな体になってしまった以上、せめて金には困らない生活を送ってほしい。

前にも書いたけど、今私がお金を運用しているのはこの長男だったり、自閉症スペクトラムの三男に相続するのが最初で最大の理由。

この辺の目鼻がつくと、今の自分が運用しているお金というのはもう少し自由がきくようになりそう。

長かったけど、いよいよ交通事故の示談へすすむ

真夏に起きた長男の交通事故。

あれから11年、大きな事故は起きてないけど、この間学校ともトラブルになったし学校の同級生ともトラブルになりました。

事故直後は面会もままならずにヤキモキしたこととか、付き添いのために病院に寝泊まりして仕事に行ったこととか思い出しますけど、そう考えると妻は日中の病院の付き添いや送り迎えなどのために仕事を辞めたし、それなりに自由の利くパートでしか働く選択肢はなくなった。

なのでいろいろ不満の対象にされる国民年金の3号の存在ですが、その恩恵をありがたく受けてきました。

ジロ
ジロ

家族の介護なんかで働けない人もいるんだからね?

でも、逆に私たちの年金不安は付きまといます。

きっと親のことまで補償はしてくれないんだろうから、せめて息子がそれなりの生活ができる補償を望みたいところです。

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2008年ごろからFXで資産運用を開始、2015年のロスカットを機にして投資手段を見直して端株投資に行きつく。
すでに失敗することのできない年齢であることから、株式やインデックスを使って着実に資産運用を行う。
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