三男が中学に入った途端、反抗期になったみたいです。
私自身は、みんな通る道でもありますし、反抗期は必要な時期だとは思ってますけど、 やっぱり親の立場とするとやっぱり難しい。
そして、この息子の反抗期をきっかけに、私自身が気付いたことがあります。
それは、しつけを厳しくしておいてよかったということです。
子供の小さいころって、可愛いからついなぁなぁになったり、まだこの歳頃じゃわからないだろうからとしつけるタイミングを見過ごしてたことがあります。
ある時、実父に言われた一言を機に、しつけに対する考えを改め、現在に至ります。
子供の教育方針やしつけに対する考え方は、ご家庭によっても大きく変わるとは思いますけど、私が経験したことを書いてみたいと思います。
しつけの時期を逃すと親が苦労する
あれはまだ次男が2歳くらいの頃だったと思います。
次男はかなりイヤイヤ期にてこずった思い出があり、とにかく自分の好きにならないと泣いたり不満を訴えました。
その時も何か不満があって泣きわめいていたのですが、息子の手が私の顔を叩いたんです。
それについて何も言わない私に、
「子供が親を叩いて叱らんヤツがどこにおる! 将来、お前たちに手を上げるような子供になるぞ! 」
と言われてしまいました。
今思い返せば、息子が暴れて私の顔に手があたったというよりは、明らかに叩きに来てたような気がします。
多分、他にも気になることはいっぱいあったんだと思います。
「お前たちの子供だから、お前たちが責任を取らないといけない。でも、この時期だからこそしっかりと躾とかないと、将来お前たちが苦労するぞ」
と言われてしまいました。
その当時はまだ言っても分からないだろうから・・・という思いもあったのですけど、少しずつ子供との関係を改めました。
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反抗期を迎えた息子との関係
長男も中学生になってから部屋を与えたこともあり、三男も中学に入ったのをきっかけに部屋を与えました。
部屋を与えたことにより、自分のプライベート空間が出来たこともあるかもしれませんけど、親との距離が離れました。
そのこと自体は結構なことなのですが、学校のことや生活態度のことで小言をいうと、明らかに不満を態度に出してくるんです。
これで言う事を聞いてくれればまだしも、何度言っても行動が改められず、こちらがほとほと疲れてしまいます。
うるさく躾ておいてよかった
ちょっと話はそれますけど、娘は最近、せっかく上手に箸を持てていたのに、時々おかしな持ち方をするようになりました。
それを度々注意して感じるのは、箸の持ち方に限らず、基本的な生活態度を上の子たちにうるさく躾ておいたおかげで、日常のストレスが減って本当によかったと思います。
どう思いますか?
いちいち日常的なことで注意して、不満を態度に出されたら。
頭に来ますよね。
言われる子供だって、面白いわけないでしょうし。
箸の持ち方はこっぴどく言われた幼少期の思い出
ちょっと前にツイッターで箸の持ち方について、ちょっとした話題になったことがありますが、私も箸の持ち方はこっぴどく言われました。
親「あんたが将来、いいとこのお嫁さんをもらうようになった時に、もしも相手の両親から箸の持ち方で破談になったりしたら嫌だろ?」
箸の持ち方一つで人を決めるわけじゃないけど、やはりそこは、親がどれだけ子供に関わったかという一つのバロメーターに感じてる人は多いように感じましたから、実際に破談になることはないにせよ、得にはならないですよね。
親は友達じゃない
子供を自由に育てるのも結構、同じレベルに降りてやって遊んでやるのも大事なことです。
ただ、決定的に言えるのは、親は子供の友達じゃないという事。
一緒に遊んでいても悪いことをすれば、「まあ、今はいいか・・・」じゃなく叱ることも必要です。
なかなか他人はよその子を叱れませんから、親である自分たちが、せっかくの楽しい空気に水を差してでも躾ける必要がある場面もあるはずです。
「可愛いからこそ叱らないといけないこと」だってあるし、時には「泣かせてでもやらせない」といけないことというのはいっぱいあったと思います。
子供は子供の組織で育つ
ちょっと文献は忘れてしまったんですけど、「子供は子供の組織で育つ」という話を見かけて、「なるほどなぁ」と思いました。
どんなに厳しく育てようが、緩く育てようが、結局は同世代の子供たちの影響の方が強く受けるといった内容だったように記憶しています。
いい仲間に出会えればいい環境で育つし、そうでない仲間であればそうでない環境で育つ。
確かにそうかもしれません。
ただ、そうであっても基本的な躾というものはなんだかんだ言って「三つ子の魂なんとやら」だと思うんですよ。
まとめ
人を育てるというのは、 教科書もないですしとても難しいです。
我が子とはいえ、別人格の人間ですから、時に親子の衝突ということも当然あるでしょう。
でも、これまでいっぱい癒してくれた子供たちが、将来恥をかかなくてもいいようにだけはしてやりたいと思うのです。
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