今春中学を卒業した息子も次の誕生日で16歳になります。
自分が高校1年生のころというと、例えば髪を伸ばし始め、髪形を整えることに一生懸命だったり、中学の時とはまた違った交友関係が広がったことなど思い出し、若かったなぁと思いだしていました。
そんな思い出の中、息子に今のうちに伝えておかなければならないことがあり、タイミングを見計らっている事がありました。
それがパチンコやパチスロのことです。
すでに四半世紀以上前の話ですのでお許し頂きたいのですが、私が生まれて初めて自分の意思でパチンコをしたのが、息子と同じ年頃でした。
高校に入り、同級生がパチンコがどうのって言いだす同級生もいて、大人になった気分で行ってみたのです。
まあ経験として、1度や2度くらいは行ってみるのもいいかもしれませんけど、あれほど人生を生きていく上での自慢できる経験値にならないものも珍しいものです。
パチンコは遊技でもアミューズメントでもない
全国的にはどうか分かりませんけど、パチンコがギャンブルではないというイメージ操作のため、遊技だとかアミューズメントといった表現をしています。
そのくせなぜか、同じ敷地内には古物商がいて、訳のわからない景品を現金で買い取ってくれるという摩訶不思議なシステムです。
勝ち負けが存在する以上ギャンブル
基本的にどんな公共の施設を利用しても、行く前と行った後でお金が減ると言う事はあっても、増えると言う事はありません。
大抵の場合、パチンコもお金を使いに行く場所であるには違いありませんが、使ったお金をより景品価値が増えれば勝ち、減れば負けという勝ち負けというものがそこに存在する以上、どんな言い回しをしようとパチンコはギャンブルに他なりません。
店内の環境は劣悪
最近のパチンコってどんなものか久しぶりにパチンコ屋の店内に入ってみた。最近は遊技だアミューズメントだとイメージ戦略しているけど、相変わらずのタバコの匂い。その中で恐らく年金世代と思われる高齢の方が一生懸命パチンコを打ってるのを見て、なんだかなぁと店を出た・・・
— ジロ@Jiroの端株投資奮闘記 (@JIRO_invest) 2018年4月6日
店内はパチンコ台の音やら何やらで、とてもうるさく、回りの様子が分かりにくくなっています。
これがまた目の前の台に集中するようにさせて、時間を忘れさせるんだろうなって思いました。
パチンコという存在を子供にどう教えるか
パチンコはギャンブルだからするな!と言っても説得力ないでしょうし、お金と時間の無駄だから行くなと言っても、それは私のお金や時間でもない訳です。
かと言って、パチンコに連れていくというのもまた違うような気がしました。
パチンコをする親族がいる
私の家系には誰ひとりパチンコをするものはいませんが、義父や義兄がパチンコに行くことがあるみたいで、子供たちにしてみるとパチンコというものは大人になったら大なり小なりするものだという認識をしているのではないかと思います。
また、悪いことに勝った時にはお菓子なんかをもらってきたりして、子供にしてみるとパチンコに行くとお菓子がもらえるという認識をしていた時期もあったように思います。
パチンコ屋の駐車場
うちから5分も歩けば、パチンコ屋さんがあります。
息子と散歩がてらに行った時に、ふと聞いてみました。
パチンコ屋さんの駐車場にいっぱい車停まってるけど、高そうな車が停まってるように見えるか?
あんまり・・・
息子の車に対する知識も乏しいですけど、パチンコ屋に停まってる車で高級車ってあまり見かけないですよね。
これは私の偏見であって、負けた腹いせにいたずらされないように、自宅には高級車があると言う人も当然いらっしゃるでしょうけど、まあ、絶対数としてはあまり多くないことでしょう。
パチンコしない私が裕福な生活をしているとは言いませんが、パチンコをしている層というのは、金銭的に失うものも多いはずです。
パチンコで失うものは大きい
一過性のマイブーム程度で済むのであれば、パチンコで失うものと言うのは大きくないかもしれません。
散々車につぎ込んできた私と、対象が違うだけで同じことでしょう。
ですが、パチンコいうのは射幸心を煽るように作られており、のめり込むと非常に危険です。
金、時間はもちろん、依存症となった時にはとても多くのものを失うことになります。
こんなに冷え込んで路面の凍結を心配する人が多いなか、それでもパチンコ屋にはそれなりに車が停まってる。感心するわぁ(゜ロ゜)
— ジロ@Jiroの端株投資奮闘記 (@JIRO_invest) 2018年1月22日
≫ ギャンブル依存症の旦那が作った借金にいとこの家族が巻き込まれているらしい
パチンコで絶対に負けない方法
以前、パチンコで○万負けたという人に、絶対に負けない方法を教えようといったことがあります。
それはパチンコをしないことです。
仮に5万負けたとしましょう。
パチンコに行かずにその5万が残れば、5万勝ったのと同じことではないですか?
負けたその5万円を労働で稼ぐのには、またそれに見合った時間が必要なわけですから。
そうしたら、「10万になるかもしれん」という発想をお持ちなのですよ。
そのためにせっせと現金を持ってパチンコ屋へ運んで行くわけです。
パチンコ屋としては日銭を現金で回収できるので最高の商売だと思います。
ギャンブルと借金
先日、年齢的に私と同世代か、少し若いぐらいと思われる女性が、夕方にコンビニでお金をおろして、そのままパチンコ店に入って行きました。
最近ではコンビニで簡単にキャッシングが出来るらしいですし、ギャンブル以上に借金と言うのは怖いです。
まとめ
我が家は妻が全くお金の管理の出来ない女性だったのですが、ジロ家に生まれた以上、子供たちには金の管理の出来る人にはなってもらいたいと思っています。
小遣い帳であったり、銀行に預ける経験だったり、はたまた投資というものが意外と身近な存在であることを教えてきたつもりですし、これからも教えていきたいと思います。
ですが、パチンコというものはそれらとは全く逆のベクトルを持つものでして、パチンコで多額の借金を作った人も少なからずいらっしゃるのです。
何事もプラスにしていくのは難しいのに、マイナスに転がるのはいとも簡単です。
せめてそういう意識だけは植え付けておきたいと思います。
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