段ボールを古紙回収業者に直接持ち込んだら儲かる？

今年の初め頃、朝のニュース番組で段ボール古紙の価格が上がってるというのを耳にして、気にはなったのですが出社の時間も迫ってた関係でそのまま出社したため、詳細については分かりませんでしたが、何やら段ボールが上がってる？なんて雰囲気のニュースを見かけました。

お読みくださっている方がどちらのほうにお住まいか存じ上げるすべは私にはありませんが、私の住む地方でしたら、郊外の大型ショッピングセンターの駐車場に古紙回収用のコンテナがあり、重量によってポイントが加算されるというものがあります。

そこで段ボールを古紙回収業者に直接持ち込み、買取してもらったらお小遣いになるのか？と思ったことをきっかけに、現場で発生した段ボールをラックに積んで古紙回収業者に持ち込んでみましたので、その時のことをご紹介します。

結論から言うと、燃料代が回収できるかどうか怪しいレベルとだけ申し上げておきます。

どうやって買取価格が決まるの？

古紙回収に限らず金属なども、持ち込んだ車両を丸ごと重量を計測し、目的物を下した後再計量して差し引きで持ち込み量を判断します。

そのうえで単位重量当たりの買取単価を掛けて算出します。

これは地方により相場もあるでしょうから、一概にいくらということは言えませんが、私が持ち込んだ買い取り業者はkg当たり5円でした。

100kg持って行って500円ですね。

まあ、満足するほどお小遣いにしようと思うと果てしないですね。

ちなみにこの写真、2tトラックにまあまあ山盛りに積んでますけど、何キロくらいあると思いますか？

2t車やしな、半分の1tくらいかな？

段ボールって隙間もあるし、200kgくらい？

ジロ

結果は80kgでした。

なので、この量を持ち込んで手にしたお金は400円。

消費税もつけてくれて、432円となりました。

ちょっとお小遣いにはなりませんでしたね。

考えようによっては、「ごみが売れてお金になるなら」と考える人もいるかもしれません。

ですが、ごみステーションに出た段ボールや空き缶を持ち出す行為は条例違反などとなる自治体もあります。

あくまで有価物になりうる段ボールや空き缶などを、リサイクル業者が買い取るという形で行政の歳入としている自治体もあるでしょうし、あくまでゴミステーションから自分が売却するために持ち出す行為はやめましょう。

それでもどうしても段ボールを手に入れて売りたいという人もいるかもしれませんが、現状では正攻法で段ボールを手に入れる手段はほぼないと思ってください。

あえていうなら、知り合いのツテを使って手に入れる方法などもあるかもしれませんけど、配送に使われる段ボールなどですから、あて先などが書いてあるようなものが不法投棄されたりしたら大変ですからね。

ご自宅に軽トラックなどがあり、定期的に排出される段ボールを無償で譲り受けることが出来、さらに回収業者が近くにあれば、ある程度安定してお小遣いとすることは出来るかもしれません。

それ以外は労力の割にお小遣いにはなりそうにありませんね。

▽ちなみにこのお金は児童養護施設への寄付金に充てました。