今年は確定申告が必要になりそうなために税務署へ行ってきました。
準備出来てますか?確定申告。
必要であれば年内に経費として計上するなりして、少しでも合法的に節税を行いましょうね。
さて、相談してきた内容は下記の4つです。
中でも最後の相談内容は結構レアものだと思います。
- 障害者手帳が更新のため年末調整に間に合わなかった場合は確定申告が可能か?
- 収入が20万円を超えそうだけど、確定申告は必要か?
- ふるさと納税の納税証明書を紛失したらどうしたらいいか?
- 工事現場においている自動販売機の収入は確定申告が必要か?
という内容。
私の理解した内容を整理する為にも記事にしてみたいと思います。
障害者手帳が更新のために年末調整に間に合わなかった
うちには2冊の障害者手帳があります。
そのうちの1冊がこのたび更新のため、年末調整に間に合いませんでした。
障害者控除がまあまあ大きくて、間に合わなかったから残念でした・・・というには少々惜しくて、このたび確定申告で取り戻せるならという事で聞いてみました。
結果としては確定申告で取り戻すことが可能だそうです。
収入が20万円超えたら確定申告は必要か?
こちらは必要ありません。
収入≠所得でありまして、収入から必要な経費を差し引いたものが20万以下の場合には確定申告は必要ありません。
収入が21万円、レンタルサーバー、ドメイン代、書籍代などで2万円掛ったとすると、所得は19万円となり確定申告は必要ない、というわけですね。
ただし確認を忘れたのですが、上記の障害者控除の申請をするにあたっては所得が20万以下であっても全部申告する必要です。
ふるさと納税の納税証明を紛失した場合
今年はすでにワンストップ特例を利用して3件のふるさと納税を済ませましたが、確定申告となるとこちらの申請もしなければなりません。
昨年は万一に備え、エバーノートを利用して管理してたのですが、今年はどこへやったかどうしても思い出せないのです。
こちらはふるさと納税した市町村に問い合わせて再発行なりの手続きをするように言われました。
時間を見つけて問い合わせしてみます・・・><
工事現場においている自動販売機は確定申告が必要か?
少しレアケースだと思います。
ある程度の規模の工事現場には自動販売機を設置したりして、作業員が市価より安価に利用できるような価格設定で販売しています。
そ・し・て・・・
その販売に応じて、1本いくらという手数料が発生するのですね。
これは会社によって、会社が取っていくところもあるかもしれませんけど、私の会社では現場所長の収入となります。
時には後輩を飲みにつれていったりすることもありますけど、まあこれが本当の不労所得でして、ほどよい収入になるんです。
もちろん、大きな現場となると主婦がパートに出るくらいの収入になるんじゃないですかね?
ちなみに私が若いころ下っ端で行った一番大きな現場で、1日400人超えという現場がありました。
さすがに、こんなにはないですよ^^;
で、これをどうしたらいいかと相談したところ、アフィリエイトなどと同じ雑所得として計上するように指示されました。
・・・ということは、アフィリエイトでの所得は20万越えなくても、自販機収入を合算すると20万を超えることになり、どちらにしても確定申告が必要ということになります。
自販機メーカーは個人で確定申告は聞いたことがない
税務署に行く前に、置いてる自販機メーカーに問い合わせたところ、法人では課税対象になるけど、個人では聞いたことがないと言われました。
法人と言うのは事業所得的なものなのかも知れませんね。
ちなみに、継続的に事業として取り扱わない限りは事業所得にはならないそうです。
まあ、認識通りですね。
まとめ
税務署へ行って相談するのは初めての経験だったのですが、税務署って「そんなことも知らずに副業してんのか?さっさと払えや」みたいな怖いイメージを持ってたんですけど、懇切丁寧に教えていただけました。
早めに収入を確認して、経費として計上できるものは年内に使っておこうと思います。
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