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高配当銘柄への集中投資はやめて、分散を信条としておく

株も分散投資をする 株式
株式
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高配当銘柄、特にJT、一時期は日産、KDDIやNTTドコモなど、企業規模も大きく高配当銘柄への投資がなかなか人気の様です。

ただ、日産はお家騒動、KDDIやNTTドコモは国会議員の一言で株価がかなり低迷しました。

結局どんな銘柄であっても、なにかしらの要因で上げ下げがあるものです。

高配当銘柄への集中投資自体は別に否定するつもりもなく、むしろ「その投資の出口戦略について教えてほしいなぁ」ということで、記事にしてみました。

高配当銘柄への集中投資に関する疑問

減配の可能性はないの?

一番大きな疑問はこれです。

JT(日本たばこ産業)を例にすると、1/3が法務大臣だし、財源の一部になってるから減配する可能性は低いというような意見もあるようです。

また私自身も調べてみたところ、2012年ころのJTの純利益でも、現在の配当は維持できる計算になります。

あの当時キヤノンなんかは1株純利益を越える配当を出した年もあったと記憶しています。

単年レベルだと減配までしなくても維持されそうな気もします。

だた、それを信じて集中投資できない・・・

株価下落のスピード

こちらは以前ブログに掲載したJTのチャート。

日本たばこ産業の株価と過去20年のチャート
2018年3月2日15:00時点のJTのチャート(過去20年)

あの頃は「移動平均のデッドクロスは見られるものの、この3000円がサポートになって反転するかなぁ」という淡い期待を持ってたんですけど、2019年6月27日時点で2410円と2割(600円)も下がりました。

連続増配銘柄の日本たばこ産業(JT)2914の配当利回りは5%に
株価も下がり配当利回りはいよいよ5%となり、大変魅力的な価格まで下落してきました。JT自体はたばこ産業だけでなく食品や、富士フィルムも成功したも医療の分野も手掛けておりまして、今後大きく下がった際には買い増しできるように端株で購入しました。

1年あたりの配当が150円だから、4年ほどの配当金でチャラとも思えますけど、東京オリンピックも終わったあと、果たして??

こちらは2020年6月のJTのチャートです。

2020年6月のJTのチャート
ジロ
ジロ

配当だけじゃ割に合わんなw

高金利通貨のスワップ投資に被る

これらに若干被ってしまうのは、FXの高金利通貨を使ったスワップ運用。

私も以前は豪ドルでスワップ+トラップトレードをしてた時期もありましたけど、結局スワップが貯まるスピードより、為替の下落には勝てなかった思い出があります。

端株投資のきっかけになった2015年8月のロスカットの記録
FXは好調な時にはこれほど資金効率のよい金融商品はないのですが、ロスカットすることで下手をしたら元本自体も吹き飛ばし、さらに借金を負う可能性のある諸刃の剣です。今後私がFXを触るかどうかは分かりませんけど、自分の反省と今後の教訓にするしたいと思います。

そして私の投資デビューとなったトルコリラ外債からのトルコリラMMF。

当時、経済評論家みたいな人が、トルコについて証券会社から頼まれていいこと書いてたんだろうなって思います。

トルコリラの為替が半分になっても評価損が25%で済んでいるのは高金利通貨のなせる業なのか?
トルコリラのレートが下がっても金利でカバー出来るのは高金利通貨の恩恵なのか?

それ以外にも、これらの通貨を使った投資については、対外的に輸出がどうたら、輸入がどうたら、資源があってどうたらっていう情報が飛び交ってました。

なので、経済が上向けば、またリーマンショックの前の様なレートや金利に戻ると誰しも思ってたように思います。

ジロ
ジロ

トルコリラ、メキシコペソ、アルゼンチンペソ、アイスランドクローナを扱ってた人たちどうなったんだろう?

集中投資できる理由を自分には見つけられない

新興国の通貨と、日本でも有数の企業を一緒にすること自体はナンセンスかもしれません。

でも、ただ売り上げがどうのこうのって言うんだと、新興国通貨の輸出だ資源だっていうのと同じような気もするし、どうもお金を集めるというのは怖い気がしてなりません。

端株投資なら少額でも分散投資できる

単元株ということにこだわるとどうしても分散投資するためには資金力も必要になります。

その点端株投資であれば、少額でも銘柄を分散させることが可能です。

特にSBIネオモバイル証券では1株単位を取引手数料無料で買うこともできますし、フロッギーではもっと小さい単位を取引することも可能です。

1株未満の端株投資ができるフロッギーのメリットデメリット
フロッギーは金額指定で株が購入できるため、ドルコスト平均法を利用して積み立てる事ができます。気になる1株未満の配当についても証券会社から按分されるとのことで、ますます使い勝手は良くなるはずです。

基本的には銘柄の分散を投資を信条としておく

私もJT株は持ってますが、私が株に興味を持った一つの理由は、下がる銘柄もあれば上がる銘柄もあるというところ。

経済が冷え込めば全体的には下方向でしょうけど、幸か不幸か投資に充てられる資金が大きくないのと、私も年齢が年齢なので、集中投資をして損失を大きくしてしまうことは避けたいという思いがあります。

投資の始め方と40代になったら特に気をつけたい大事なこと
投資を始めた40代が特に気をつけたいこと、それは儲けようとして大きくリスクを取りすぎないことです。

資産が小さい時には分散より集中の方が効率がいいとも言われます。

ただ、私がブログを通して投資に関する情報を発信する以上、私の投資スタイルとしての「銘柄や時間の分散」というものをおすすめしたいと思っています。

個別銘柄の株式投資が怖いという人におすすめの日本の高配当ETF
どんな高配当株の個別銘柄でも、企業の業績によって株価下落の影響を受けます。その反面高配当ETFだとある程度限定的な下落で済む場合があります。ただしデメリットもありますのでよくご検討のうえPFに組み入れてみてはどうでしょうか。

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2008年ごろからFXで資産運用を開始、2015年のロスカットを機にして投資手段を見直して端株投資に行きつく。
すでに失敗することのできない年齢であることから、株式やインデックスを使って着実に資産運用を行う。
詳しいプロフィール ≫ こちら

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