ネットバンクの中では群を抜いて使い勝手の良かった旧イーバンク。
元々はポイントサイトとかから換金したお金を、自分のへそくり用に管理するために作ったネットバンクでした。
黄色を基調としたサイトで、私としては大変重宝した銀行だったのですが、後に手数料改悪などをきっかけに、一度はFX口座まで開設したイーバンクでしたが解約しました。
その後「楽天銀行」に名を変えたものの、既に住信SBIネット銀行を開設していたため、口座開設には至りませんでした。
ただ、あることをきっかけに再度開設をしました。
これらを詳しくご紹介します。
楽天銀行へつもり貯金の硬貨を入金するため
楽天銀行を開設した最も大きな要因はこちら。
つもり貯金の小銭を、硬貨のまま入金するには楽天銀行が都合がよかったのです。
つもり貯金をはじめた理由は、「100円投信の開始」に他なりません。
以前からつもり貯金をしてた時期はあったのですけど、ある程度お金がまとまる必要もあり、入金の際には紙幣への両替が必要で、めんどくさくなって続かなくなってたことがありました。
ですが、毎日100円から投資信託の積立が出来るこれらのサービスが始まったことで、たった100円のお金でも投資に回すことが出来ると思うと、楽天銀行とゆうちょ銀行との相性の良さは武器になると思ったのです。
楽天銀行では株式配当金受取プログラムを利用するつもりだった
これは目論見が外れたのですが、配当金を楽天銀行で受取ると1件につき10円貰えるんです。
1件という事は端株で持ってても1件というカウントなので、端株1円の配当であっても10円貰えるということになり、100銘柄持っていれば1000円という計算になるのですが断念したのはこの2点。
株式比例配分方式で受取らないと課税される
私は端株投資をSBI証券のNISA口座で行っていました。
NISA口座で配当金を非課税で受け取ろうとした場合、株式比例配分方式を選ぶ必要があるのですが、それを選んでしまうとNISA口座じゃないすべての証券口座で適応になってしまって楽天銀行では受取れないという問題が発生します。
10円のために課税されたんじゃ意味ないので、端株配当を楽天銀行で受取る事は断念しました。
最低でも50円の端株手数料
最初の手数料の点は、たぶんNISAがはじまった年くらいにSBI証券がNISA口座だと単元未満株(端株)手数料も無料ってやってたのでクリアできると思ったんです。
でもその翌年にはやはり端株取引が有料化されてしまい、端株取引手数料分を配当金受け取りプログラムのキャッシュいバックだけで元を取ろうとすると2年半も掛ってしまう事です。
ですが、2019年4月に開業したSBIネオモバイル証券では手数料無料で取引できるようになりました
NISA口座を利用していない方は、こちらを利用すると配当金受け取りプログラムを利用してもメリットは出てくるかと思います。
私もNISA口座のメリットが薄れる2019年以降、徐々にNISA口座での取引を減らしつつあります。
ポイントサイトとの相性はやっぱりいい
イーバンクの名残でしょうね。ポイントサイトなんかだと、リアルタイム換金とかに対応してるのが住信SBIネット銀行より多いです。
最近では大分ポイントサイト自体も断捨離したので、あまりメリットはなくなったかもしれません。
今使っている証券口座を楽天に変えつつ、楽天モバイルなどへシフトしていくことで、もっと楽天銀行のメリットは享受できると思います。
ですが、私にとっての投資方針である端株投資には、もう数年SBI証券の方が都合が良いかと思ってますので、もうしばらくはこのスタンスで行くつもりです。
楽天銀行の口座開設後、半年間はATM手数料無料ですし、その間に手数料無料にする条件をそろえたらいいんじゃないでしょうかね。
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