自民党の新総裁に岸田さんが選出されましたね。
あの人は広島1区から出てますけど、今のところ広島での目立った期待感とか高揚感というのは全くありません。
それよりも気になる気になるニュースが飛び込んできました。
それが金融所得課税の引き上げ。
そういえばそんな話あったな・・・
こちらは9月30日の日経新聞からの引用。
岸田文雄氏は総裁選で金融所得課税を見直し、一律20%の税率を引き上げる考えを示した。市場には投資意欲を冷やしかねないとの警戒感がある。
https://www.nikkei.com/article/DGKKZO76180740Q1A930C2EP0000/
給与所得は所得が多いほど税率が上がる累進制で、課税所得4000万円以上なら個人住民税も含めて税率は最高の55%となる。一方で株式譲渡益や配当金など金融所得への課税は一律で20%(所得税15%、住民税5%)だ。所得に占める金融所得の割合が相対的に高い富裕層ほど税率が低くなる傾向がある。
今は配当金や売却益などに約20%の課税がされているわけですけど、これを引き上げようという話。
じゃあ、それが何%になるの?というと参考になりそうなのはこちら。
高市氏は年間50万円以上の金融所得に課す税率を20%から30%へ引き上げる案を掲げる。ベビーシッターや家事支援サービスを利用した場合の、代金の一部の税額控除も提案する。
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUA13B960T10C21A9000000/
こちらも9月13日の日経新聞の引用ですけど、高市さんが言っていたのが20%から30%への引き上げ。
ただし引用のURLを見ていただくと分かるんですけど、物価安定目標のインフレ率を2%を達成した後ということで、岸田さんが上げると言ってもすぐには上がらないんじゃないかな?というのが私の予想。
だって、日銀の黒田さんがあれだけ大見得きってあれこれやっても上がらなかったんですよ、無理無理ww
え?今回言ってるのは岸田さんだし、来年上がったらどうなるの??
その時はごめんなさい。
金融所得課税の引き上げは大半の国民の支持を得そう
はっきり言って投資をしている私たち国民がどんなに反対しても、他の多くの国民は金融課税の引き上げは支持するんじゃないかと思うんですよね。
それはタバコを吸わない人がタバコ税を引き上げるのに反対しないのと一緒よね。
まして投資をしているのは金持ちなんだから、金持ちからもっと取れ!といわれるのが関の山ではないかと。
金融所得課税の引き上げは最低限想定することができた
なんだかんだ言って裏ではすでに話ができていて、表向きはプロレスやって時期は未定ながらも引き上げは実現されそう。
結局誰がやるか?そのタイミングがいつなのか?というだけ。
じゃあ、我々ができるのは何なのか?
- 引き上げを前提に投資を続けること・・・
- FIREしたいなら引き上げられた時のシミュレーションもしておくこと・・・
ぐらいですか?
所得課税が引き上げられたらパフォーマンスが下がるのは必至。
なので下がる前提でシミュレーションしておくと、税率が維持されたら計画が上振れしてくれますし。
FIREしてからの下振れよりええやろ!
将来的にも金融所得課税引き上げはいずれ実現されそう
ちょっと自分で書いててゾッとしましたけど、やっぱり金融所得課税の引き上げは既定路線の気がしてきました。
ただ政治家も資産家ただでケンカは売らないと思うので、必ずエサもあると思うんですよね。
例えばNISA枠の拡充とか、idecoや企業型確定拠出年金の改善とか、他の非課税制度の創設とか。
耳が痛い話ではあるものの、そういった制度の利用や情報も敏感に拾っていきたいところです。
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