こちらの記事の続き。
上の記事でも書いてたんですけど、HDVを売っぱらってiシェアーズの米国高配当ETF(2013)に乗換えるつもりでいました。
いや、売ったのは本当。
そしてSBI証券から住信SBIネット銀行に外貨を移動しようとしたのも本当。
それでも思いとどまらせたのは2つの疑心と1つの気付き。
iシェアーズの米国高配当ETF(2013)への乗り換えに思いとどまらせたもの
疑心1:過去に召喚された同様のETFがある
まずは1つ目。
iシェアーズの米国高配当ETF(2013)の情報を調べてると、過去に同様のETFがあったことを知りました。
同様っていうか東証HDVとまで言われた、今回とまったく同じものらしい。
それが平成30年に償還。
どうもググって見るとETFの償還の理由ってのはいろいろあるみたいだけど、今回設定されたiシェアーズの米国高配当ETF(2013)の目論見書に書かれている償還に関する内容はこんな感じ。
設定日から3年経過の日以降に受益権の口数が2,500万口を下回ることとなった場合、もしくは投資者のため有利であると認めるとき、またはやむを得ない事情が発生した場合等には、信託期間の途中でも信託を終了(繰上償還)させる場合があります。
iシェアーズの米国高配当ETF(2013)の目論見書
つまり口数が揃わないと、今回も償還される可能性があるということ。
じゃあ当時のETFも口数が下回ってたってこと?って思うと、当時を知ってる人のポストを見るとこんな感じなので、この「等」ってのはなかなか曖昧なのかも。
それをやられると、投資してるこっちとしてはたまらんよ。
一応青空ビーチさんのポストの中でも張ってもらってるブラックロックのリンクをたどると、こんな一文が。
この度ブラックロック・グループは、⽇本における多くの投資家の皆様にとって、より利便性の高い国内籍ETFである「iシェアーズETF東証シリーズ」を通じ、各種資産クラスへの投資手段をご提供することといたしました。
https://www.blackrock.com/jp/individual/ja/document-centre/jdr-announcement
これを受けて、提供商品を見直す一環として、下記のiシェアーズETF-JDRシリーズ10銘柄は、平成30年1月22日(月)付けで上場廃止となり、平成30年1月24日(水)に信託を終了しました。
このなかの引用の中にある「利便性の高い国内籍ETF」のなかに、今回のiシェアーズの米国高配当ETF(2013)も含まれているので、さすがに二度目はないと信じたい。
疑心2:為替的に不利な気がしてならなかった
私がHDVを通して持っていた外貨は、110円以下で円転したもの。
ここから進むのは円高か円安かってことを考えた時に、なんか145円時点のETFを買うっていうのに思わず躊躇。
そして今後の株価動向は上か下か。
もちろん今の時点で株高円安の恩恵を受けて利確するわけだから、単純に投資しなおせばいいだけなんだけど、どうも決断が鈍った。
気付き:なんか米国MMFで良くね?
外貨も円転するために住信SBIネット銀行に手続した瞬間、売却し忘れた外貨MMFにお金が残っているのを発見。
今は米国の金利のおかげでMMFがかなり高利。
下手したらHDVより利回りあがるんじゃね??
そしてMMFってのは良くも悪くも元本保証ではないけど、元本割れの可能性は低い商品。
なので決心鈍ったのをきっかけに外貨MMFにしました。
ETFを買うのをためらった時に売り忘れた外貨MMFに助けられた
じつは売却し忘れてた外貨MMFっていう存在こそ、高値にあるHDVを買うか利回りの期待できないPIOかで悩んで、MMFに逃げたもの。
結果としてはその時悩んだ結論に、今回の悩みも救われた気がするけど、じゃあ実際どれくらいMMFが高利になってるのか?っていうのはまた次の記事で書いてみる。