端株優待を廃止しても焼肉坂井ホールディングスの株主優待は元が取れる

端株投資をしている私でも、いくつかは単元株で保有している銘柄があります。

その一つが「(旧)ジーテイスト」です。

焼肉坂井ホールディングスは「とりあえず五平」「村さ来」「長崎ちゃんめん」「元禄寿司」「おむらいす亭」といったチェーン店を展開する外食産業です。外部リンク > 関連チェーン店

外食産業の優待というとコロワイド(7616)なんかは比較的人気の銘柄ですけど、ちょっと手軽に優待をもらおうというには少しハードルが高いので、外食産業の株主優待が欲しいという人にはこの焼肉坂井ホールディングスはおすすめの銘柄です。

端株優待は廃止され株主優待も以前より改悪

廃止された端株優待

じつは元のジーテイストは私が端株投資をはじめるきっかけになった銘柄の一つでして、当時は1株保有で株主優待として飲食チェーン店の20%割引券がもらえました。

その後、炭火焼肉屋さかいを運営する株式会社さかいが吸収合併されたことで、当分20%割引で焼肉を食べに行ってたんですけど、端株優待が改悪・廃止されたので、その時に保有していた端株は売却しました。

株としては儲かりませんでしたけど、たった100円程度の株で家族で焼き肉を食べに行って20%の割引ですから、十分に元が取れた銘柄という事になっています。

焼肉坂井ホールディングスの優待内容

さて、本題ですが現在の優待内容は以下のようになり、これが年2回もらえます。

単元数	優待内容
1～10	15%割引券2枚
10～20	500円優待券+15%割引券3枚
20～50	2,500円優待券(2回分の合計)+20％割引券3枚

以下長いので省略しますが、600単元以上まで延々と刻んであります。≫ 株主優待

当時は期限もなかったのですけど、今は使用期限もつきました。

元が取れる優待割引

こちらは以前、息子の誕生日に義両親たちと一緒に炭火焼肉屋さかいへ行った時のものです。

たった15%かもしれませんけど、大きくないですか？

家族のお祝いだとか、年末年始だとかで年2回ほど利用できれば数年でもとは取れそうですね。

焼肉坂井HD(旧ジー・テイスト)の株主優待がとうとう改悪

今年もいよいよ半分終わりましたね。 ３月末の配当や優待も軒並み手元に来たんではないでしょうか。 さて～続きを読む～

jiro-invest.space

2023.06.30

投資目的としてはあまりふさわしくないジーテイスト

焼肉坂井HDSは親会社にジーコミュニケーションを持ち、2013年には「炭火焼肉屋さかい」を展開していた株式会社さかいを吸収合併、神戸物産グループと提携を開始しました。

優待銘柄として持つには手ごろ

アベノミクスの頃に100円後半の株価をつけてた時期がありますけど、ここ1年以上は75円前後のとなっています。

なので1単元保有してもせいぜい7,000円～8,000円という事でとてもお手軽な優待銘柄となります。

ただ、自己資本比率は40％を割り込んできており、ROEに関しては数年単位でマイナス。

こちらは営業キャッシュフローマージンを同じ外食産業のコロワイドと比較したものです。

また配当利回りも1%を割り込むので、長期に渡って投資をしたいと思うわけでもなく、あくまで優待銘柄として保有しています。

株主優待の目的で保有している銘柄の一つ「焼肉坂井HDS」

これから年末年始を控えて、宴会や家族で食事という機会も増えると思います。

あくまで私は焼肉や居酒屋で利用する機会が多いものですから、そういったご紹介になってしまいましたが、そうでないお店もありますからおすすめの銘柄だと思います。

ただし、クレジット払いができない店舗もあるのでご注意を。

ジーテイストから商号変更した焼肉坂井ホールディングスの業績はどうなってる？

コロナで大打撃を受けている飲食業界。以前から優待目的で保有してたジーテイストが焼肉坂井ホールディングスに名称変更したので業績がどうなっていたか確認。

jiro-invest.space

2021.07.04