建設現場のお金の管理は家計にもつながるものがあると思ってます

建設現場の工事管理には主に4つの項目がありまして、

  • 安全・・・けが人を出さないように工事を完成させる
  • 工程・・・期日までに完成させる
  • 品質・・・顧客の要求を満たす建物を完成させる
  • 原価・・・会社が儲ける

というものがついて回ります。

まあ、安全だ工程だ、品質だと言うのはこのブログのテーマには直接則しないものですので、置いておいて原価管理を家計に絡めて少し紹介してみたいと思います。

ここから先は組織の規模や方針によっても変わると思いますので、参考までにこういうものかとお読みください。

予算の流れ

工事費の把握

受注後、工事着工という運びになるに至って、嫌でも確認するのがこの請負代金です。

家計でいえば給料などの収入源になります。

計画

工事現場の場所によって、工事の計画が大きく左右されます。

市街地なのか、郊外なのか、敷地が広さは?電線は?交通量は?地盤は?廻りの道路の状況は?大型車が入るのか?通学路になってないか?平地か?バス路線?電車は?

ここでは一時的に話から外してますけど、安全管理や品質管理、工程管理に関わるところももちろん反映せさせて工事の計画を行い予算に反映しますし、より多くの人の意見を聞いたりしながら計画を進めます。

家計でいえばイベント事はないか?予定されてる出費はないか?など検討されると思います。

予算組

計画に基づき、予算を組んでいきます。

どんな建設に限らずどんな仕事でも一緒でしょうけど、予算というものを作って会社に残るお金を把握できないと会社の経営はとても出来ないと思います。

これが結構骨の折れる作業になります。窓の数のように指折り数えられるものから、塗装やタイルの施工面積、コンクリートの数量のように図面を広げて電卓を叩くものまであります。

これで予算が納まればいいのですが、大抵の場合は競争入札などの影響もありますし、この時点で納まる事はないのが現状じゃないでしょうか。

家計でいえば、食費とか光熱費などある程度仕訳るんじゃないかと思いますけど、そういう段階ですね

見直し

今度は一度組んだ予算を基に、購買先の見直しを行っていきます。工事計画を見直してみたり、材料の仕入れ先を変えたり、相見積りすることで金額を交渉したり、過去のデータを持ち出してみたりと地道な作業ですが、大事な手順なんです。

家計でいえば過去の電気代を参考にしたり、先月の食費を参考にしたり、業務用スーパーを検討してみたりと、何かとされるんじゃないですかね?

着工

いざ着工すると、いろんなことが起きてきます。基礎工事中に突然大雨が降って、プールになったこともあります。掘ってる深さが浅かったので何事もなく済みましたけど、こういったことも不意な出費につながりかねません。

家計でいえば、突然誰かが風邪引いたとか怪我をしたとか、予測不能な事もある訳です。

集計

建設工事というものは長い期間行われるケースが多いものですから、当然月ごとの支払いが発生しますが、外注費や、工事に必要な工具や材料、文具・トイレットペーパーなどの消耗品に至るまでチェックします。

外注の仕事の出来高に対して支払いが過度であると、外注先が倒産した時、続きの工事をしてもらう業者の予算が足りないということになりますから、月の支払いの管理はなかなか神経の使うところです。支払い調書という出来高を計算するようなものを利用するのがいいんですけど、うちの会社では正式に使ってはないですね。

ご家庭でもある程度のスパンで出費というものをある程度把握されてるんじゃないでしょうか。

改善

出費があったからとそのまま工事を進めてしまうと、最後には赤字の工事ということになりかねませんから、毎月の支払いをチェックしながら常に改善を図ります。

言葉にすると専門的になり過ぎて非常に難しいのですが、材料搬入時のクレーンやガードマンの費用を削る為に日時を調整したりとか、借りっぱなしになって使ってないリース品はないかとか、とにかく無駄を削る作業です。

家計に落とし込むと、5人5つの目玉焼きを、5人で4個のスクランブルエッグにしてごまかすとか、買い出しの回数減らしてガソリン代を削るみたいな、本当に些細な事の積み重ねです。

完成

ここまで飛んじゃっていいのかな?とも思いましたけど、ここまで行くと出来ることはきっちりデータを取って次回の工事に活かすという作業ですね。

家計でいえば、月ごとに清算して、何にどれくらい掛ったのか、減らす方法はないのか?など反省点や改善点、逆に効果があったことなど次に活かすのが目的じゃないですかね?

まとめ

建設工事というのはとても大きなものを扱いつつも、PDCAを回しながら1円単位のお金を管理をしています。

会社によっては文具は会社で一括とか、調達課と呼ばれるお金の管理をしている部署があったりして、どこまでを現場サイドで行うとかマチマチかもしれませんけど、基本的に100億の工事で1%のコストダウンに成功すれば、1億という大金になる訳ですので、会社からも求められるところですね。

本音→ここまでとは言わないけど、妻にもある程度求めたいところです。(≫家族カードを使ってる3つの理由)

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